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四月は君の嘘

君嘘は青春が眩しすぎるけど、それが嫌味にはならずに応援できる不思議なアニメでした。
アニメーションで見せるということに真摯に向き合ってる印象が強くて、観ているこっちが圧倒されます。


第9話 「共鳴」 ~ 第10話 「君といた景色」 ~ 第11話 「命の灯」

神童時代の公生は、ただひたすら母親を喜ばせるためだけに弾いていました。遊びたいのも休みたいのも全部我慢して、ただただ、母親のために。
それが、母親に捧げた最高の演奏を否定され、和解することもできず旅立たれ、解消することのできない呪いにかかったのです。肝心の母親がもういないのですから。

そこにかをりが新たな目標をもたらした。
彼女のために弾く。彼女のためだけに弾く。

しかしそこだけ見れば、公生という人間は対象を変えただけで何一つ変わってないのかもしれませんね。彼はただ母親の代わりにピアノを捧げる相手を見つけた。それだけのことなのかもしれません。
それは、かをりという人間を失えば、また公生はピアノをも同時に失うことを意味しています。

そのかをりに、公生の演奏は届いてましたね。
「きみがいたんだ」
公生の、限りなく愛の言葉に近い告白を、かをりは驚くことなく受け止めていました。もう知っていたからです。

ただ、これはかをりの望んだ結果だったのでしょうか?
たしかに有馬公生は戻ってきた。しかし彼がピアノを弾く理由が自分になってしまった。

「ぼくがいつもそばにいて、助けてあげられるとは限らないんだよ」

かをりはこの結果を後悔   とは言わぬまでも、迷っているように見えます。
だから公生の告白に返事をしなかった。
何度目かの入院。切れる体力。大量の服薬。
彼女は自分がいずれ公生の前から姿を消すことを覚悟しているのかもしれません。
それもかなり悲劇的な形で。
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