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姫さま男の娘説、ここに潰える

EPISODE.09 「追憶装置 -Darkness Visible-」

ザーツバルム卿の態度は意外でした。
てっきりスレインくんを騙して利用するものだとばかり思っていたのに。
でもよく考えれば、姫さま生存の確信はクルーテオ卿と同じ理由ですでにもっているし、その後の消息はスレインくんも知らないので、ザーツバルム卿にとってスレインくんは利用価値がないんですよね。
では本当に、恩人の息子だから助けたのでしょうか?

ザーツバルム卿とスレイン父の関係は納得の行くものでした。
思えば、地球人のアルドノア・ドライブ研究というのがすでにおかしいのですよね。アルドノアは火星の命綱です。それを敵対勢力の研究者に見せるわけがない。しかしスレイン父・トロイヤード博士は皇帝やザーツバルム卿と仲良く写真に納まっていた。
15年前の戦争の際にザーツバルム卿を助け、地球を捨てて火星に帰属したというのであれば、地球人のアルドノア研究というのにもなるほどとうなずけます。

ザーツバルム卿の怒りは地球だけでなく、封建制度をもって体制を構築し、地球への反感を煽ることで体制を維持してきた火星へも向けられていました。
彼が目指すのは両者の打倒なのでしょうか。ならば姫さまの理想とはかけ離れています。どうしても殺し合わなければならなくなりましたね。


意外といえばライエもまた。
私はてっきり、彼女は全方位に向けた憎しみでもって生きているのだと思っていました。親を殺した火星騎士はもちろん、親をそうさせるにいたった火星の体制、破滅のきっかけをつくった姫さま。
しかし火星に居場所を失ったからといって、地球に帰属することもできない。その苛立ちと怒りが彼女を動かしているのだと。
しかし違ったのでしょうか。彼女はただ、自分が今の状況に放り出されたことにひたすら戸惑っていたのでしょうか。そして、同じ状況に置かれたはずの姫様にシンパシーと救いを求めていたのでしょうか。
けれど当の姫様は自分とあまりにも違いすぎた。
正体を隠すこともせず、地球人には受け入れられ、堂々と振舞っている。いつも笑っている。
ライエは最後の頼みの綱さえ失った気分で、あんな行動にでたのでしょうか。
だとしたら、ライエを救えるのはやはり姫さましかいないように思います。
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