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夏目友人帳 15巻

夏目友人帳 15 (花とゆめCOMICS)夏目友人帳 15 (花とゆめCOMICS)
(2013/01/04)
緑川ゆき

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【違える瞳】
名取さんが出てくるお話はいつも人と妖の付き合い方を考えさせられますね。
今回はその終わりの話。
しかし終わりについて考えることは、今を考えることでもあります。ちょうど、死について考えることが生について考えることと同義であるように。

タクマさんは名取がお世話になったというだけあって、式の扱いにも愛情を持っていた方のようですね。
「タクマ、タクマ、役に立てたら  またそばにきてもいいでしょう?」
ジンベのこの一言にはぐっときました。
タクマたちの今の姿は、将来の名取たちの姿かもしれない。きっと柊や瓜姫たちも、名取が力を失ったからといって解約を求めたりはしないんでしょうね。

いい話で終わると思ったら、
「ひょっとしたら優しくて無茶な夏目が持っていてはいけないものかもしれないなぁ」
なんて不穏なセリフを………っ!
名取との邂逅以来ずっと恐れていたことが現実になりそうですね。とうとうこのときが来てしまったかという感じです。名取が夏目を心配してのことだというのはわかるんですけど、あれは名取の手にも余るシロモノだと思うんですよね。名取というか、人の手には。最良の選択は名前を返し終えてしまうことなのですが、それは夏目以外には成しえない。
これに関しては一度衝突しないことには解決もなさそうですが、はたしてどうなることでしょう。

月子さんには父親の恩人ということですっかり気に入られてしまった模様ですね。ご飯食べていってというセリフからはなんだかキケンなものを感じます。恋愛的な意味で。考えすぎでしょうか?


【険しきをいく】
一行と三つ皿の差は絶望的なものに思えます。
その純真さゆえに三つ皿はきっとやれると口にしますが、あとがきにあるとおり、彼が壁にぶつかるのはこれからでしょうね。でもなんだか、その命が尽きるときまで、彼は修行を続けるんじゃないかとそんな気がします。その純真さゆえに。


【塔子と滋】
滋さんは父性や責任感からかもしれませんけど、塔子さんにはもともと、二人きりの生活に満たされながらも子供が欲しいという願いがあったんですね。これまでにも匂わされてきたことではありましたが、改めて見せてもらうと、夏目が藤原家に引き取られた必然と、それ以上の幸運がしみじみ感じられます。

思えば、夏目と藤原夫妻の関係もにゃんこ先生が来てから好転し始めたんでしょうね。自分たちには、養い親として愛情を示し続けるほかない彼女らにとって、にゃんこ先生は家族の絆の象徴のような存在なのかもしれません。

瞳子さんにしても滋さんにしても、夏目の不可解な部分にたいして理解を示すとき、理屈ではなくただ愛情を持って受け入れるのがすごいなぁ、と。決して夏目に問いただすようなまねはしない。彼が大きな穴を心に抱えていることを知っており、おそらくはその不思議な言動がそれと無関係ではないことを感じ取っているからでしょう。
ですがそれは、夏目を刺激しないように話を合わせてるというのとは違います。そうではなく、家族として信じているのです。


禁術

次巻予告によると、多軌の術が禁術だと知った夏目が彼女に忠告に行くみたいですね。
どういう経緯だか、女性に化けたにゃんこ先生に多軌が探りを入れてるのが可愛い。
正体がにゃんこ先生で安心しただろうけど、甘いぞ多軌!
月子さんは要注意だ!
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