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今週の神のみぞ知るセカイ

FLAG188 「It's All Right」
バイバイ

ちひろとの「バイバイ」。
桂馬の表情から読み取れるのは長瀬先生やみなみの中に自分がいないと知ったときと同種の感情、いえそれ以上の喪失感と、焦燥だったように思います。
ただでさえちひろにたいしては、彼女を深く傷つけたという罪悪感が根深く残っているというのに、それをなんだかんだで許されたうえ、理解協力までされちゃったわけですからね。今、ちひろへの負い目がどれくらい桂馬の心を占めているのか。
もしかしたら今の桂馬にとって、彼女は生身の、三次元のヒロインとしてたしかに存在しているのではないでしょうか。

「いや、ちひろは…関係ない」
これってちひろの疑問を解消してはいないんですよね。どうしてちひろのデートに桂馬が応じたのか。
その答えにはなってない。

でもちひろにとっては決定的な一言だったのかもしれません。
理由がなければ桂木はデートなんかしない。
ちひろの中に何もないということは、桂馬がちひろに向き直る理由がないということです。
彼女の中のわずかな希望はこのとき断ち切られたのかもしれません。

でもこの状況は傍から見ればまるで逆です。
最後通牒を突きつけられて離れていこうとするちひろに対して、桂馬は人としての誠意をもってちひろに接している。
ライブを聴きに行くという桂馬の言葉を、ちひろに対する未練とまで捉えてしまうのは、きっと私の勝手な妄想でしょう。
でもこの桂馬の態度は、これまでの攻略済みヒロインたちに対するものとは一線を画しているように感じられてならないのです。どうしてあのとき、桂馬はピックの入っていたポケットを探ったのでしょうね。

ちひろという少女にとって自分が「特別」であるかないかは最大の関心事であり、コンプレックスであります。そのことは最初の攻略でも、その後のバンド活動でも、かのんとの比較でも繰り返し描写されてきました。
歩美と違って自分の中に「何もなかった」というのは、またもや彼女の特別性が否定されたということでもあります。
しかしもう彼女に駆け魂は宿らない。記憶はなくとも、あの雨上がりの中、桂馬からもらった勇気が彼女を支えているのです。
バンドメンバーが欠けようとも余裕ある態度でステージに臨むちひろの姿に泣きそうになりました。

そして歩美たちを迎えた彼女の表情。
桂木と歩美たちの立つセカイから一人取り残された寂しさと、ギリギリ駆けつけてきた大切な友達を迎えた喜び、その二つがないまぜになった、そんな複雑な笑顔に見えました。


ハクアvsリューネ。
目的を果たしたのはハクアのほうなので、局面全体を見ればこれはハクアの勝ちなんですよね。
リューネは現場指揮官としては失格。
ですがこれはリューネが立場やヴィンテージの作戦よりも己の愉しみを優先したということでしょう。
享楽的なリューネらしいといえばらしい。
個人レベルの戦いではリューネが優勢だったことは明らかです。これは地力の差でもあるのでしょうが、それ以上に精神的な優劣が勝負を分けた気がします。純粋に戦いを愉しんでいるリューネと、足止めに徹したハクアの差。
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