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夏目友人帳 肆 第一~二話

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いきなりの的場回でしたね。
色々と甘言を弄して夏目を引き込もうとする的場ですが、彼は夏目と会うのが遅すぎたのでしょう。
藤原夫妻に出会う前の夏目ならまだしも、今の夏目は現状に不満も不安も抱いてない。
むしろ的場によって今の生活が壊されることへの怖れが勝っている。

「生涯の伴侶が見つかりますように」のすぐ後に思いつくのが田沼と多軌を誘うことだなんて、西村もわかりやすいですねぇ(笑

なんだか猿面軍団の中に中級二人の声が混ざっていたような気がしますが、きっと気のせい(笑
彼らは力を得るために友人帳を欲していましたが、友人帳の本来の使い方をできるのはレイコさんの血を継ぐ夏目だけなんですよね。他者に出来るのはせいぜい「お前の名前が書かれたこれを燃やされたくなければ言うことをきけ」と脅迫するぐらいで。
まあ的場あたりにはそれで十分なアイテムなのですが。

「……少しは頼るようになってくれたってことかな」
「なんであんなに頑ななんだろう」

頼り方を知らない夏目ですからね。それでも事前に危険を打ち明けるだけ、ましになったということでしょうか。
もちろん二人に妖絡みの事件を解決する力はありませんが、話すくらいはしてほしいですよね。話すだけでも、一人で抱え込むよりずっといい。

「一度、訊いたことがある。どうして視えることを話さないんだって。藤原さんたちだったら、聞いてくれるんじゃないかって」
「……直球ね」

これについては何度も書いてきたとおり、藤原夫妻に打ち明ける事が必ずしも良いことではないと私も思います。なんといっても彼らにはどうしようもない世界の話だからです。夏目の言うとおり、大きな心配の種を蒔くだけでしょう。そして、夫妻に無力感を与えるかもしれません。その笑顔を翳らせるかもしれない。
それは夏目の望むところではないはずです。

四期の三篠はちょっと顔が丸くなった気がします。
三篠とヒノエの会話は興味深いですね。
たしかに友人帳を手放せば夏目が揉め事に巻き込まれることは格段に減るでしょう。三篠の言ってるのは正論です。しかしそれで夏目が真に幸せになれるかというと疑問です。
これが解るあたり、ヒノエは三篠よりも人間くさいところがありますね。

「私が面白おかしく使ってやる」
友人帳をよこせと言われても夏目が微笑むのは先生だけですね。
たぶん先生に渡してもそれほどひどい使い方はしないという信頼感からでしょう。
それどころか、先生は単にレイコさんの形見だから欲しがってる節がありますからね。

「人の子のくせに、妖怪から名を奪って操ろうだなんて!」
このあたりの話の通じなさは、凝り固まった先入観によるものなんですよね。
夏目が妖に名を返すのを目の前で見ただろうに、どうしてそんな決めつけしかできないのかと苦笑してしまいます。

「もしかして、キミは人と妖怪が同じだとでも言うんですか」
まさにその通りで、人だから信頼できる、妖だから信用できないなどという発想は夏目にはありません。人も妖も個でしか判断できないことを、夏目はこれまでの経験から知っている。
………いえ、人についてはどうかな。まだ夏目は人間を信じたがってるところがあるかもしれません。人の残酷さを否定したがってる様子が見受けられます。
ですが、妖怪についてはひょっとしたら的場よりも詳しいかもしれません。「妖怪」と一括りにできないことを身に染みてわかっているはずです。
こういった夏目の考え方は、常に妖怪と敵対し、あるいは従える事でしか存在してこなかった的場の当主には、到底受け入れがたいものでしょうね。自己の否定に繋がりますから。

塔子さんはちょっと過保護になってきてませんか?(笑
滋さんはすごく自然に「来年には~」とこれからもずっと一緒であることを口にしますね。頼もしい。
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