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ここ掘れニャンニャン

■夏目友人帳 参
第十話 『割れた鏡』
第十一話 『映すもの』


五話の多軌家や九話の文化祭に続いて、友達との距離がテーマの回です。
田沼や多軌は夏目の秘密を知る数少ない人間の友人ですが、その彼らに対しても夏目はまだ遠慮があります。水臭いと言ってもいいかもしれません。
それは夏目の優しさの表れでもあるのですが、むしろこれまでまともに友人付き合いしてこなかったからこそ、友達との距離を測りかねている部分が大きい。

夏目にとっては、自分を理解してくれる友達がいるという、それだけでもうかなり救われてるはずです。彼は子供の頃からずっと一人だったのですから。だからこそ、夏目はそこで満足しているのかもしれませんね。
でも田沼や多軌がそれに甘んじていられるわけもありません。彼らにとって夏目はただの友達ではない。大変な目に遭っているのなら相談してほしいし、できることなら力になりたいでしょう。
ただし、現実問題として彼らにできることは限られている。だからこそ踏み込みきれずにはがゆい思いをしてきた。

結局お互いに遠慮し合ってるだけなんですよね。
しかしそんなことではこの先後悔するかもしれないぞと、田沼にとり憑いた妖から教わることになりました。相手の迷惑になることを恐れて一人で抱え込んでいても、結局それは相手の救いにはならないと。

今回思いがけず田沼は夏目の世界を垣間見ることになりました。
夏目が見てる世界と、自分が知る世界との隔絶を、身をもって体験した彼だからこそ、夏目の逡巡も理解してくれることでしょう。

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20110914.jpg

夏目と田沼が中二病を発症してましたね。
いえ、各場面だけ取り出すとそんなふうに見えちゃって(笑


20110914b.jpg

多軌が最初に自分の写真を差し出したのはきっとワザとですよね。直前にちゃんと目で確認してるんですから。きっとあの写真も夏目にもらってほしかったんじゃないかな。夏目も遠慮せずもらっちゃえばいいのに。

多軌は多軌で、自分のポジションを見つけつつある感じですね。
彼女は田沼のように妖を感じることすらできないから、割りきりが早かったのかもしれません。
夏目に踏み込みはしない代わりに、自分のできることを見つけ、その範囲内でのみ力になろうと、そう心に決めてるように見えます。

「多軌はすぐクマができるな」
この夏目のセリフはお兄さんっぽくて好きです。
「手先じゃなくて、センスの問題じゃないのか」
おや、田沼とも仲良くなってますね。微笑ましい。

「い、いやあ、良い鏡だなぁ」
「職人の腕が光ってるよ」
「そうねっ。銘はどこかしら」

ダメだこの三人(笑
北本、ここは突っ込んでいい場面だと思うよ。

多軌のインナーにがっかりした人は、私と一緒に反省しましょう。
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