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STEINS;GATEは一連のストーリーですから、やはりまとめて書いておきます。

#18「自己相似のアンドロギュノス」

ルカ子回だったはずなのに、助手がもっていったでござる。
助手はたしかアメリカ育ちのはずなのに男慣れしてなさすぎではないでしょうか。あちらでは学校のパーティに出るのにも、男は必ず女の子をエスコートしてなきゃいけないと聞きましたが、これは古い知識なのでしょうか。
あれだけ流暢に日本語を操るからには日本で過ごした時間の方が長いのかな?

ルカ子がわずかですが改変前の世界線の知識を取り戻していましたね。現在の性別とその記憶に矛盾を覚えることなく。やはり世界はひとつだけであり、世界線というのはこの世界のデータを指すことばのようです。上書きされた記憶の中で人はその残滓を感じ取りながら生きている。

IBN5100はルカ子が壊してしまった。
今いる世界線は「IBN5100を手に入れられない」世界なのでしょう。ルカ子を女にしたままなんとかその原因だけを取り除こうとしても、どうせ別の理由でIBN5100は手に入らなくなる。そういう世界。
だからおかりんはDメールを取り消してもとの世界線に戻ることでしか、β世界線に行くことはできないというわけですね。


#19「無限連鎖のアポトーシス」

「まゆりのその時を見届ける」
「この世界線での正確なデッドラインを知っておきたいんだ」

ここのセリフには正直ぞっとしました。合理的ではある。あるんだけど、このときもうおかりんの感覚は麻痺し始めてたのでしょうね。

しかし萌郁役の後藤沙緒里さんは鬼気迫る演技でしたね。
この収録を終えた直後のさおりんには皆近づき難かったんじゃないでしょうか。

IBN5100を一台手に入れた時点でFBが萌郁を切り捨てた理由がひっかかりますね。
特定の一台を追っていたというのでなけれぱ、捜索は継続しなければならないはずです。ここは天下の電気街なのですから。
私はてっきり、現存するIBN5100を残らず回収するのが目的だと思っていましたが、これはどういうことでしょう。
これではまるで秋葉にIBN5100が一台しか存在しないとわかってるようではありませんか。

萌郁の忠誠心の正体が「自分の居場所」だったことに、おかりんが「バカ野郎!」と言いたげな表情を見せましたね。
顔も見せない人間に従って人殺しなんかしなくても(この世界線ではしてませんが)、お前には居場所があったのに。
そう言いたげでした。


#20「怨嗟断絶のアポトーシス」

「なんだか最近、全然おかりんとお話してないような気がするなって」
私もまゆしぃの見せ場を長らく見てない気がしました。

FBの正体がMr.ブラウンというのは意外でした。
なるほど。バイト戦士=鈴さんがIBN5100を彼に託せないわけです。
うん? ということは、バイト戦士はMr.ブラウンの正体に気づいていたってことですよね。

自らの正体をおかりんたちに語るMr.ブラウンの優しい笑みが、逆光の効果もあってひどく怖い。不気味ですらあります。でもこれは今にして思えば、覚悟の微笑みだったのですね。

最期の時が迫るのを教える工事の音。銃声に重なる目覚まし時計。父親の運命も知らずいつもの朝を迎える愛娘。ここらの演出にはただただ画面に釘付けにされて、息をするのも忘れそうでした。

かくして彼らの死さえなかったことになって萌郁はIBN5100の捜索を中止し、天王寺親子は平穏に暮らしているわけですが、これは一時の平和ですよね。おかりんの偽Dメールによって萌郁は捜索を中止していますが、Mr.ブラウンがその意志を失ったわけではない。いずれMr.ブラウンから萌郁に連絡がいくことによって齟齬が発生するわけですから、それより早くクラッキングを行ってβ世界線に到達しなくては。

しかしそのβ世界線では助手が死ぬ。
どれだけ世界線が移動しようと、そのたびにおかりんを助けてくれた、彼女が。


#21「因果律のメルト」

時間のループの中で少しずつおかしくなり、行き止まりに当たってとうとう自棄になったおかりんの目を覚まさせる、そんなお話でしたね。
以前に心配したことですが、まゆしぃの死も一度目なら悲劇ですが、繰り返すことによって重みは失われ、やがて喜劇と成り果ててしまう。初めてまゆしぃの死が一日延びたとき、ラボに押しかけたラウンダーたちの姿に私が感じたのは、「またか」といううんざり感と、妙なおかしみでした。
でも今回のお話で痛感しました。やっぱりこのまゆしぃって子を死なせちゃいけないって。

「狂気のマッドサイエンティスト? 鳳凰院凶真?
 そんなの全部妄想だ! 設定だ!
 ………気づかなかったのかっ」

そんなわけあるか(笑

「散々相談に乗ってやったでしょ? いまさら遠慮するな。いままでも、二人で考えてここまで来たんじゃない」
ここの助手の言い方が気になりました。
世界線変動が激しすぎて、この世界線での助手がどれだけおかりんを助けてきたのかわからなくなってますが、こんな言い回しをするほどこの二人は協力してきたのでしょうか?
これはむしろおかりんの主観時間に近い。
やはり助手も、これまでの世界線での記憶をそれと意識することなく宿しているのかもしれません。


#22「存在了解のメルト」

自らの消失を知らされても、友達の命と愛する男の精神を救いたいと願った牧瀬紅莉栖は聖女だろうか。

たぶん唯一の解決は、まゆしぃも紅莉栖も死なない第三の世界線に移動することなんでしょうけれど、それはどれほど困難なことなんでしょう。助手を失ったβ世界線ではタイムリープマシンもまた失われる。Dメールしか手段を持たない状態で、それは果たして可能なのか。
β世界線に渡るための道はバイト戦士が示してくれた。しかし第三の世界線に渡るための明確な目標を、おかりんは知らない。
あるいは、その目標もまたバイト戦士が教えてくれるのでしょうか。
少なくとも彼女からの電話は、この世界線がグッドエンドではないと告げています。
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