スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  拍手する

多軌ってばマジ天使

夏目友人帳 11 (花とゆめCOMICS)夏目友人帳 11 (花とゆめCOMICS)
(2011/03/04)
緑川 ゆき

商品詳細を見る


第四十二・四十三話 「封じてあるもの」

夏目の遠慮癖はまだ克服できていないようです。
他の者ならいざ知らず、田沼や多軌にまだ隠したりするのかとちらと思いましたが、夏目の言い分にも一分の理があって、かつて命の危機にさえさらされたことのある多軌を不用意に怯えさせたくはなかったというのも、もっともな話。夏目のこういう繊細なところも好きなんですよね。やっぱり。

「本当に…おじいちゃんに会いに来てくれて…    ありがとう」
多軌の祖父にも素養があった、懐かしんでくれる妖たちがいた、というのは彼女にとってどれだけの救いになったことでしょう。それまで彼女の祖父はなんの成果もあげられないまま、恋焦がれながらも手の届かないまま亡くなったと思っていたわけですからね。

それにしても、多軌の祖父・慎一郎を慕ってやってきた妖たちの、なんとツンデレなことでしょう(笑
人の医者の真似をして慎一郎を治そうとする場面なんて涙を禁じえません。
多軌の求めに応じて陣の中に入ってこなかったことに、彼らなりの人との距離の保ち方や矜持を見た気がします。

「よかったら…きかせてくれない? 夏目くんが出会ってきた妖達のこと」
オイオイいいのかい、多軌? 蛍や燕、露神さまの話なんて聞こうものなら号泣するよ?


第四十四~四十六話 「遠き家路」

落としてしまった両親の写真。
夏目の悪い遠慮癖がここでも出てしまったわけですが、先生はおせっかいの焼き方が絶妙ですね。普段放任なくせに、こういうところでちゃんと聞くべき人の耳に入れてくれる。
田沼も格好よかった。夏目の友人は西村北本や多軌など、誰にも代えがたい者たち揃いですが、中でも田沼の果たす役割というのは大きいと思います。悪いほうへ一人で抱え込んでしまいがちな夏目をいつも引っ張りあげてくれる。
だって、今は亡き両親の写真を落としたなんて聞いて、探すの迷惑がる友達なんているわけがないんだよ、夏目。

さて主題は夏目の暗い過去にまつわるお話。
「忘れる」とか「清算する」とかでなく、すでに帰るべき家をもつ者として最後に振舞うことのできた夏目に、新しい成長を見ることができました。

三世子の家だって、つらく当たったわけではないんですよね。むしろ親切に世話を焼いてくれた。ただ、夏目の側にそれを受け取ることができなかっただけで。いつぞや、ご飯だっておいしいって言っておかわりしてみればよかったって夏目が言っていましたが、まさにその通りで、自らを厄介者扱いしているうちはその家に馴染むことなんてできるはずもないのです。
もちろん、夏目はもうあの頃の夏目ではない。



しかし、あの家ってムシクイがいなくなってしまったから、普通の虫が出る家に戻ってしまいますね。
「ねえ…、貴志くんが来てからじゃない? ウチに虫が出るようになったのって……」とか言われてたらかわいそうだなあ(笑
三世子はGに耐性なさそう。

ラムネ水についてですが、調べてみたところ本当にあるようです。炭酸泉というのですね。
もちろん甘くはないただの炭酸水ですが。成分が特殊でお世辞にも美味しくはないそうです。

今回は話間のカットで小さい頃の多軌や田沼が見られて眼福でした。それ以外にも調べものや夏祭りなど、この三人で映ってるショットは和みますね。
  拍手する
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。