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個人的には李斎に泰王となってほしい(賢王は登極前に天から試練を与えられる法則)

「丕緒の鳥」 小野不由美 『yom yom』3月号収録

十二国記待望の新作です!
正直十二国記は黄昏で完結したものと思っていたので嬉しい。
もちろんこれでシリーズの継続が約束されたわけではありませんが、こんなふうに時々でも短編が読めたらいいな。十二国記はファンタジーでありながら、色々と考えさせられるところの多い作品ですから。
今回は国政に関与しない下級官吏の視点という新鮮な構成でしたが、作品としては華胥の「乗月」に近いのかな?
「今になってそれこそが蕭蘭なりの、世界と対峙する、ということだったのかもしれない、と思う」
主人公・丕緒の心の移り変わりを見ていると胸が痛くなります。最後の陽子との謁見の場面では不覚にもほろりときました。
ある種の美しさはたしかに人の心を打つのだと思います。

それにしても景麒、「主上はとても傷ついておられる」はないでしょう…(笑


小説・秒速5センチメートル (ダ・ヴィンチブックス)小説・秒速5センチメートル (ダ・ヴィンチブックス)
(2007/11/14)
新海誠

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秒速の季節になったのでようやく手に取りました。
映画では推し量るしかなかった心情の描写もあり、また、映画とは意図的に変更された部分もあり、映画「秒速5センチメートル」で納得のいかなかったという方にぜひ手にとってほしい一冊ですね。
第一章・「桜花抄」でのあまりにも美しい二人のつながりにおもわずこれは貴樹と明里の物語なんだと思ってしまいそうですが、やはり「秒速5センチメートル」は貴樹の物語なのだと思います。悲恋ではない、一人の少年が大人へと成長していく過程を描いた物語。
これを映像で見せてもらえたことに感謝しつつも、やはりアニメ作品としてはおよそ異質な物語だったなという思いが拭えません。
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コメント

「ハッピーエンドv」じゃ「足りない!」の?

 「秒速」はDVDレンタルで観たのですが・・・理解はできますが“納得”は「したくない」作品でした。
 最初の貴樹と明里の想いがとても綺麗で、二人が一緒にいられる、寄り添って生きてゆく、そんな結末を切望せずにはいられませんでしたから。 でも・・・新海作品はそんな“感傷”とは無関係に淡々と「現実」を描いてゆきました。 確かに劇的なドラマなんてそう都合よく起きたりはしません。
 夏師さんの仰るとおり、「秒速」は貴樹の物語でした。 明里のことが在ってから、漠然とした一種の喪失感を抱え、その正体がなんなのか判らないまま、焦燥感に駆られて生きて・・・というような。
 映像は素晴らしく綺麗でしたが、「秒速」がなにを見せたかったのか?、判らなかった人も多いのではないでしょうか?(笑。
 新海監督が描こうとするのはいつも“人”で、物語はそのための“舞台装置”、シチュエーションに過ぎないのではないか?、などと思ってしまう私です。

種子島転校後の貴樹に失望する人がほとんどのようですね。遠距離恋愛の努力くらいしろよー、と。
けれど貴樹も明里も桜花抄の最後ですでにお別れしていたことが小説からは読み取れます。
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