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コミティア89

今回の収穫物


一般参加です。会場到着はお昼前でしたが、すんなり入れました(笑
でも開場直後は一部のスペが凄かったそうです。
会場でティアマガを購入して、友達のスペで赤ペン借りてサークルチェック。その後ゆるゆると回りました。私の入場30分後くらいにティアマガ完売してました。危ない危ない。

◆『ジャンル天気予報 同人をやろう!vol.2』 まじっく・すくえあさま
は○まさん女体化本第二弾。前回ご紹介した『コミティアにでよう!』の二冊目。
コミティア参加を果たした主人公ですが、今回はサークルのジャンル選定について語ってます。サークル視点のジャンル選び考察には頷かされるものがあります。特に健全サークルと男性向けサークルのスタンスの違いには納得。ええ、私たちってピボットターンですよね。

◆『メイフラワーの君へ -For you of Mayflower-』 士さま
町の少年ニコルと奴隷の少女ポーラのボーイミーツガール。最初少女を「奴隷の子」呼ばわりしていた少年が、彼女の置かれた境遇、少女の人間性を徐々に理解していく過程が丁寧に描かれています。 
「ぼくがポーラを買うよ」
そう約束するも、子供に奴隷を買うほどの大金など用意できるはずもなく。しかし叶えられるはずのない約束は、たしかに二人を繋いでいたのでした。
最後は気持ちのいい終わり方でした。直接描かれてはいませんが、盗賊たちが宮崎駿的な盗賊団だったのかな。

◆『そこなしのよる』 東雲書房さま
平安もの。笛吹の中将、墨染の内侍、夢で繋がれた二人の幻想的な物語。
今回の収穫の中では一番のオススメです。
夢の中でしかお互いを知らない、現では顔を合わせたこともない男女。そればかりか現世と常世とに分かたれたその日からさらに絆を深める二人の有様がなんとも切ない。
薄墨で仕上げられたような絵柄、独特の画面構成、フォントなど全部の要素が合わさって、私的に完璧な一冊でした。ますますファンになりそう。

◆『ナツヤスミノシュクダイ』 鯊ログさま
タイトルがテーマの合同誌です。けれどその使い方が異なる点が面白い。
霜月さまのマンガは、カップル成立したも同然の状況で、けれど告白の返事の時期を設定してしまったがためにお預けをくわせてしまった、くわされてしまった二人の葛藤が笑えます。あーもー絶対9月までもたないだろこの二人(笑
あやさまのマンガは、幼馴染の二人の恋の芽生え(?
普通は女の子のほうが先に意識するものですが、これは男の子のほうが早かった、というのがポイントですね。微笑ましい。

◆『HONEY×HONEY DROPS』 水知せりさま
百合物短編を二本収録。そのうちの一本、ジャイアン声の少女が合唱部にスカウトされる「Voice」が面白い。メインの二人のずれたやりとりも見ものですが、主人公の友人がすごく「いい性格」をしていて可笑しさを倍増させています。
百合物としての色彩が強いのはもう一本の「first-love」。告白から同棲直前(?)までを6ページで駆け抜けた短編なのですが、最後のページで初々しかった頃を振り返る二人のやりとりが可愛らしい。

◆『菜園にようこそ 6』 夢民都さま
淡色な絵柄と寄宿舎な舞台設定は思わず紺野キタ先生を思い出します。「ひみつの階段」好きな私にはクリーンヒットでしたが、それ抜きにしても、デッサンのしっかりした絵柄、読みやすい画面構成、ナチュラルな会話と深みのある人物設定と、基礎の出来た地力のある作家さまで、どなたにでもオススメできます。
相手との距離の測り方がテーマでしたが、疑問を抱くきっかけから葛藤、解け方、思わぬ方向からもたらされる答えと、構成も見事の一言です。今回新発掘のサークルさまの中で最大の収穫でした。シリーズ6冊目らしいのですが、ぜひ過去作も読んでみたいです。

◆『TRIFLFE』 あおのりの理さま
短編を三本収録。作品の制作順に並べられてるそうですが、一本目よりも二本目、二本目より三本目のほうが明らかにマンガとして面白いところから、作者さまの創作にかける努力がうかがえます。
二本目の「とある家族の3日間」は、亡くなった母親が三日間だけ猫耳少女の姿で戻ってくるという設定が面白いのですが、ストーリーを振り返ってみれば猫耳少女である必然性は薄く、作者さまがひっかかってる要因のひとつなのかな、思ったり。もっと効果的な料理の仕方があったのかも、と思いつつも、私が手に取ったのはこの設定が面白かったからなのですからマンガって難しいものです。
三本目の「花と毒と種」は担任の先生に真剣に恋をして振られた小学生少女のお話ですが、これは文句なしに大好き。子供を安易に子供扱いしてしまうことの危険さは日頃から感じている私ですが、登場人物3人のそれぞれの誠実さ、真っ直ぐさには心打たれました。

◆『RENTAL CHILD(再)』 極甘党さま
07年2月の日記でご紹介したコピー本のオフセット版。去年あたりはコミティアに行けなかったので知らなかったけどオフセ再版されていたのですね。ぜひ多くの方に読んでいただきたい作品なので喜ばしいことです。巻末に書下ろしがあるので、コピー本所持者にも嬉しい。

◆『北風と太陽と旅人 と、生者と死者』 UKOZさま
非常に面白い試みのなされた本です。36Pの本なのですが、そのうち6ヶ所がシールで綴じられていて、最初は飛び飛びにマンガ8Pの状態でしか読むことが出来ません。その後に指示通り第一の封、第二の封とページを開いていき、計5回読み返すつくりになっています。封を開くたびに登場人物の背景や繋がりが見えてきて、最後の封を開くことでようやく全容が明らかになるわけです。その最後の封がオチであり物語の重要なキーが含まれてるにもかかわらず、「最後の封を解くのはお好みで」となってるところが心憎い。
ストーリー自体は気持ちのよいものでした。私などではその境地に至ることは出来ませんが、作家が作品を生み出せなくなった苦しみというのはいかばかりかと。

◆『iF』 UKOZさま
(以前にも感想で似たようなことを書いたかも知れませんが、)こちらのサークルさまは女の子同士の恋愛を題材にしながらも、決してそれを安易なものとして扱わない、むしろ丁寧に描いているところが大好きです。ほら、最近のマンガアニメには女の子同士でも当たり前でしょ、みたいな風潮があるので。。同姓なのですから躊躇も諦めもあってしかるべきですよね、本来。そういった葛藤にどう結論を出すか、そこが大事だと思っています。
話が逸れましたが、こちらは二人の作家様の短編を収録。
西さまの「F」は、(おそらくはノーマルな)双子の姉と、その姉に恋する双子の妹、姉の友人もまた姉に恋していて、という三角関係です。姉妹が双子である、というのがこの三角関係を複雑にしています。友人からしてみれば、妹は想い人と同じ顔をした別の人間。妹にとっては、友人もまた魅力的な女性であるから、自分と好みを同じくするはずの姉が友人をどう思っているのかが気にかかる。けれどそれはどちらに嫉妬して   
北条さまの「iside a square」は、一見深刻で切ない片想いのストーリーと思わせておいて………あのオチですか(笑

◆『Radical Girl's Blue』 Pistola Rossaさま
こちらも女の子同士の恋愛もの。
ラブレターほど重くない、憧れの人に一言添えてメアドメモを渡す「メアドアタック」。それを自分に言付かってくるのは、今現在の想い人であり、大切な友人。何度ももたらされるそれを主人公は受け取ることすら断り続けていた   
幾度も恋に敗れてきたことからくる主人公の臆病さと過敏さが瑞々しい筆致で描かれています。

テーマ : 同人誌即売会・イベント - ジャンル : アニメ・コミック

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