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戦場のヴァルキュリア 第十章 吹雪の夜

「ねえ、ウェルキン。あなたのことだから、きっと理由があって言ってるんだと思うけど、本当に吹雪なんてくるの?」
「もしかしたら、ただサボりたいだけかも、って」

以前よりは信頼を得ているようですけど、まだ全幅の、とまではいかないようですね。
まあこれくらいでちょうどいいのかな。イエスマンになってもらってもつまんないですし。

遺跡で閉じ込められた一件から、二人がなんだかいい雰囲気です。
「何か話して………あなたのことでも」
と水を向けられてフンコロガシだのチヂレバエだのヌレウミウシの話をおもむろに始めようとするウェルキンはさすがですね(笑 まあ結局はお互いの身の上話から最後には見詰め合ってしまうわけですが。
せっかくのチャンスにヘタレたウェルキンですが、思えば彼はこれが初恋なのでしょうし、思春期の少年並みの情緒とすれば無理もない反応なのかも。
ウェルキンの父・ギュンター将軍の人柄が少し語られましたね。なんとなく厳格な人をイメージしてましたが、なかなかの人格者のようです。考えてみれば、友人の忘れ形見を引き取る人ようなですものね。

しかしここで空気を読まない闖入者登場。
ウェルキンは一件のんきに見えて、実は非常に合理的な思考で事を運ぼうとする人間です。緊迫した場面にあって実に冷静な判断を下しますが、それでは事態は収まらない。銃を構え合ったまま矢継ぎ早に相手を説得しようとする場面ではジャック・バウアーを思い出してしまいました(笑
何か全員が助かる方法はないのか………っ!
それでもこのような考えを捨てないところが実にウェルキンらしいのですが。

手詰まりな状況を打開したのは、計算を超えたところから発せられるアリシアの心からの訴えでした。ウェルキンがアリシアに惹かれた理由をあえて挙げるとしたら、やはり彼女のこういう理屈に拠らない行動力なんでしょうね。最後の方はウェルキンも彼女に感化されてる様子が覗えます。

脱走兵を弔った敵兵に敬意を表して追わなかった帝国の隊長の決断にちょっと救われました。
彼の立場上、追っ手を出さないわけには行かなかったのでしょうけれど、やりきれない思いがあったことをうかがわせます。ミヒャエルの名前を口にしたときの調子がほんの少しだけ哀しげに聞こえました。

この物語が英雄譚なのかどうか私はまだ知りませんが、生粋の軍人ではなく自らの生活を取り戻すために戦っている、そういう人々の物語なのだと改めて思わされる回でした。

残された小隊メンバーでも隊長の帰還をめぐってひと悶着。
でもこれも隊がまとまっていくために必要な過程ですね。
ゲイのヤンがいい仕事してました。こういうオープンなゲイの人って信用できそう。男性には好意を示しつつも無理に迫ったりせず、女性とは下心なく友達になれる、そんな特殊な立場にある気がします。


Fate雑記さま、夏コミ告知絵の捕捉ありがとうございました。

テーマ : 戦場のヴァルキュリア - ジャンル : アニメ・コミック

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