スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  拍手する

らいとのべる。

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん―幸せの背景は不幸 (電撃文庫 い 9-1)嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん―幸せの背景は不幸 (電撃文庫 い 9-1)
(2007/06)
入間 人間

商品詳細を見る

左先生のイラストに惹かれて思わず手に取った一冊。
正直イラスト目当てだったわけですが、いい買い物でした。
とにかく主人公のわけわからなさが良い。主人公とヒロインにはある特殊な過去があって物語の最初から壊れてしまっているわけですが、そのバランス感覚が絶妙で引き込まれます。
おそろしくクセのある主人公の一人称で描かれてあるためか、文章にもかなりクセがあるわけですが、そこをクリアできた人にはきっと楽しめます。
カバーの説明では第13回電撃小説大賞で何の受賞もせず出版に至った作品だとか。13回といえばたしか金賞を『扉の外』が獲ってるんですよね。私、『扉の外』は正直「買って損した」と思うほど酷評してるので、あの作品が金賞で『みーくんまーちゃん』が選外というのがいまひとつ信じがたかったり。筆力ひとつとってもかなりの開きがあるような気がするんですが。
でも『みーくんまーちゃん』はこれまた金賞とか華々しい賞が似合わない作品なわけで、選外にもかかわらず出版されたって経緯はこの作品に相応しいデビューなのかなとも思ったりします。
最近2巻が出たんですけど、一巻より話がまとまってしまったぶんちょっと残念でした。一巻に登場した恋日先生や奈月さんなんてもったいないキャラの筆頭ですよね。2巻でのあの扱いはなにーっ(泣

ソフィアの宝石 -乙女は、降り立つ- (ビーズログ文庫 わ 1-1)ソフィアの宝石 -乙女は、降り立つ- (ビーズログ文庫 わ 1-1)
(2007/08/20)
渡海 奈穂

商品詳細を見る

同じくイラストに惹かれて買った本です。
田舎町の石工の娘だったヒロインが実は貴族の血を引いていて、父親の死後そこに引き取られ……なんてベタなお話。
なのですが。
なぜか気に入って何度も読み返しています。
ヒロインの生い立ち。貴族社会で浮いてしまう奔放な性格。その血筋に秘められた力。設定も展開にもなんら目新しいところはないのに、なぜか。王道にハズレなしということなんでしょうか。続きがすごく楽しみ。

ROOM NO.1301 #9 (9) (富士見ミステリー文庫 16-18)ROOM NO.1301 #9 (9) (富士見ミステリー文庫 16-18)
(2007/10)
新井 輝

商品詳細を見る

待望の9巻。今一番好きなライトノベルかもしれません。
1巻でしちゃって以来「しない」と決めていた綾と、とうとういたしてしまう健ちゃん。この作品のヒロインは綾と冴子の二人だと思ってる私には嬉しい展開でした。じっさいあれだけひたむきな綾を袖にし続けるのもどうかと思います。
世間一般で通用してる倫理が薄っぺらく思えてしまうこの作品の空気が本当にいとおしい。そう、「いとおしい」って言葉がすごく似合う作品なんです。
9巻を読んだ後に、思わず1巻から全部読み返してしまったわけですが、十三階の法則とか、数年後ばらばらになった住人達とか、不可思議な設定が不思議な説得力を持って読者に迫りますね。
そういえば、今回プロローグを全部読み返して初めて気づいたんですけども、数年後の世界で唯一冴子だけが登場してないんですね。そのことに気づくと#3のプロローグがすごく悲しくなりました。あー、そういうことなのかなって。だって、八雲にしてもツバメにしても、彼らの口調はどう聞いたって今世界のどこかにいる人を語るものじゃないんです。
あー、気づかなければよかった………。
  拍手する
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。