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続 夏目友人帳 第十三話 「人と妖」

20090331.jpg
あえて義務なんて言葉を使っちゃう柊が可愛いやらいじらしいやら。
原作の柊は、どこか危なっかしい弟(名取のこと)を守ろうとするお姉さんのようですが、アニメ版の柊はらぶらぶですね。夏目の無礼にいちいち怒るところとか。
着物を描くのは難しいですね。夏目描くなら一度ちゃんと勉強しないといけないかも。このイラストも一ヶ所致命的なミスがあります。描き上げてから気づいたのでもういいや。

「化け物めっ」と先生に一撃見舞った柊ですが、
あれ絶対先生だとわかっててやりましたよね。
鞘から抜かずにそのまま叩きましたし。名取に憎まれ口叩いたのを根に持っていたのでしょう(笑


「夏目。そろそろ決めたらどうだい。キミにとって大切なのが……人か、妖か」
夏目に選択を迫る名取。
この場合、危険視されているのは井戸の鬼であって、カイそのものではありません。だから本来なら、カイを説得するという別の選択肢があるはず。けれどその選択肢ははじめから考慮されていないのです。妖との交渉なんて、昔ならいざしらず現代ではあまり現実的ではないのかもしれませんね。夏目が規格外すぎるのです。
最後に夏目が出した結論は
「人だとか妖だとかそんな事じゃなくて、自分にとって大切なのかどうか…。その瞬間の想い、幸せを、心のまま素直に、迷う事無く受け止めていけたらと思う」
というものでした。
これは今回の退治対象がカイそのものではなかったからこそ通用するものかもしれません。いつか究極の選択を迫られたとき、夏目はまた新たな道を見つけ出さなければいけなくなるでしょう。でも、今はこの選択を喜びたいと思うのです。非常に夏目らしい、ニャンコ先生も合格点の結論でしょう。

カイには本当に気の毒な展開でした。
「そんなにオレが邪魔なら!
 山に帰れと言えばよかったのに!
 ……夏目が望むなら、オレはそうしたってよかったのに!」
「夏目が困るのは…やっぱりイヤだな……」

まっすぐな想いに涙を誘われます。
ああもうなんでこの作品に出てくる妖は揃いもそろって寂しがり屋さんなんだ。

憎しみに囚われたカイの心を溶かしたのは、あの日花冠にしたレンゲの押し花でした。あの幸せな思い出に嘘はなかった。誤解が解けたかどうかはわかりません。ただ、夏目が好きだと。だからカイはそのまま姿を消した。
タキのクッキーはカイの手に。これが今はカイと夏目たちを繋いでいます。また以前のようにみんなで笑える日が来ますように。

実はこのカイ編、原作だとひたすら切ない終わり方をします。
アニメは大筋では変わらないものの、独自の味付けによって切なくも温かい物語に仕上げてくれましたね。ホントに夏目は原作もアニメも素晴らしい。アニメで夏目を好きになった人は原作も読まないと損ですよ?

では原作からの変更点に注目していくつか。

田沼は前回何のために出たのだろうと思っていましたが、今回の役割のためだったんですね。
相変わらず水臭い夏目ですが、田沼はそんな彼を責めることはしません。ただ自分のできる範囲で、そっと陰から夏目を助けるに留める。
田沼といい多軌といい、夏目は友人に恵まれていますね。彼らの気遣いが届くことで、夏目の頑なさにも変化が訪れますように。
先生の助言も田沼の仕事に一役買いましたね。
「自分が被れば、周りに迷惑がかからないと思っておるのだ。浅はかなヤツめ」
いや全くその通り。

多軌は話に関わりながらも大事なところで置いてきぼりをくった印象がありましたが、そこをアニメが補完してくれましたね。カイに会いに行こうと夏目と約束できたのはよかった。

名取と夏目の和解シーンのセリフが削られたのが今回唯一残念な点です。名取の不器用さと、夏目を大事にしたいという気持ちが伝わってくる、いいセリフだったのですが。

井戸の場所ですが、カイには前回の斧の妖怪が道案内を、夏目には多軌と田沼が連携して場所を教えるという改変が行われていました。このあたりはグッジョブとしか。

カイの憎しみを溶かすアイテムとしてレンゲの押し花が使われたのもアニメ独自の演出です。これも素晴らしい。カイとシンクロして思わずうるっときましたよ。
カイの手にクッキーが渡っていたのもいい変更です。

そしてみんなとのお花見シーン。
「レイコが死んだと知って友人帳は私が預かろうと思った…。奴の遺品を引き取る者など居ないと思ったからな。…だがこれで良かったのかもしれん」
これ、実は原作の第一話でのセリフです。アニメ一期の一話ではたしか削られたと思いましたが、まさか二期の最終話でもってくるとは。二期を終え、しかもカイ編の直後ということもあって、セリフの重みが違いますね。ひょっとしたらアニメが企画された当初から決まってたのかなぁ。すごい。

夏目が風鈴から短冊を外していたのは、たぶんうるさくしちゃいけないという夏目なりの気遣いだったんでしょうが、「お前は本当に気の使い方が阿呆だな」です。
藤原夫妻は、落ち込んでる夏目を元気付けてあげたかったんでしょうね。実に夫妻らしい励まし方というか……。夏目が夫妻に引き取られたのはまさに奇跡としか。
最後の、幸福な夏目の姿を見守るレイコさんにはちょっと泣けました。今夏目が手にしているものは、レイコさんが諦めてしまったものなんですよね。
夏目がどれだけ幸せになろうと、過去の人であるレイコさんの何かが変わるものではないけれど。なんて胸をうつ演出でしょう。

今回で夏目アニメは終わりです。
とらドラ!と並んで幸運なアニメ化だったと思います。
ありがとうございました。
そして、夏目を途中から知ったという方に朗報です。テレビ東京系列で4/6から夏目第一期の再放送が行われるそうです。なんと夕方枠です!>ヮ<b

では最後に一言。
みんなが和んでる中、一人で配膳を手伝う多軌が夏目の嫁にしか見えないっ!


▼Web拍手お返事
>Ciceroさま
原作もアニメも、それぞれの長所を活かしてますからねー。
じっくり味わってください。>ヮ<b
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コメント

No title

夏目の場合は変則二期ってシステムなので、最初から二期があるのが前提ですね
故に、あのセリフは当初から落としどころとして残していたのでしょう
なんにしても、恵まれたアニメ化でした、ええ、ホントに

No title

あー、なるほど。評判がよかったから二期、じゃなくて、最初から間に1クール挟んでの2クール構成だったんですね。
半年間、放映日が来るのがとても楽しみでした。いいアニメでしたねー。
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