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続 夏目友人帳 第九話 「桜並木の彼」

そろそろ原稿マジメにやらなきゃなのでイラストは無し。
表紙一枚描くのに丸一日かかりました。カラーって大変。

妖精を捕まえるのだという先生に夏目は、
「いないぞ、そんな非科学的なもの」
とかのたまいますが、それはツッコミ待ちですか?

というわけで巳弥のお話です。
巳弥の仮面は夏目に出てくる女妖の中では一番怖いですよね。
あれが天井から出てくる様は確かにぎょっとします(笑
巳弥は髪の色が薄いので、原作マンガではどこからが仮面でどこからが髪なのかわかりづらくて、はじめはあれが素顔なのだと思ってました。

巳弥が絵と共に旅を続けるシーンには目頭が熱くなりました。
やはり巳弥にもわかっていた。あれがただの絵だということを。
けれどそれに託した思いの深さを笑うことはできません。彼女の後悔や、慰めが誰のためであったかがわかってしまうから。
ニャンコ先生は夏目のこういう甘い振る舞いには基本非干渉(勝手にしろばーか、どうなってもしらんぞ)の立場ですが、これも先生なりの優しさですよね。絵のことについても、夏目には話しても巳弥に話すことはしない。桜の花を描くときには一緒にやってくれる。肉球で描いた花びらには和みました。なんだかんだ言いながら優しいなあ先生。

原作だと塔子さんにヘアピンを買おうかどうか迷うシーンがあるのですが、それがカットされてましたね。今回は尺にも余裕あったので、やむなくではなく、意図的なカットだと思います。
春地蔵と話しているところを塔子さんに見られ、気まずい思いをしながら嘘をつく夏目。塔子さんの表情は、夏目に尋常ではない何かをすでに感じ取っていることを窺わせます。けれど夏目のほうから話してくれる日を待っている。だからそれ以上問うことはしません。残念そうでもあり、寂しそうでもありますね。
一度買うのを躊躇したヘアピンを贈るのは、夏目が塔子さんに対し素直に接しようとする一歩であると同時に、夏目の後ろめたい行いの贖罪ともとれるシーンなのですが、それをわざわざカットしたのは、次回の「仮家」に繋げるためだと思います。これは夏目と藤原夫妻との距離感を測る上でとても大事なお話なので。
というわけで次回「仮家」。夏目で最も好きなエピソードのひとつです。楽しみ。


TVでやっていたので映画版「チーム・バチスタの栄光」を観ました。
いきつけの書店ではいつもででんと平積みしてあるので名前だけは知ってました。てっきり野球小説かと思っていましたけど、医療現場を舞台としたサスペンスでしたね。
白鳥圭輔役阿部寛さんの演技は面白かったのですが、言ってしまえばそれだけの映画だったかなー、と。
なんか色々と足りないお話なんですよね。
主人公の田口が桐生や氷室からどうしてあれほど買われてるのかわかりません。ただ人が好い、だけではあそこまで言われないでしょう。観察眼だってそれほど秀でてるわけではありません。再鼓動がこなかったときの氷室の表情だって見落としているわけですし。
肝心の氷室の動機だって、あれだけ?、というのが正直な感想です。彼が犯行に至る過程を少しでもフォローしてほしかった。できれば人格形成の段階から。
あと意味不明な描写もありました。最後に垣谷が執刀した場面で、羽場や酒井が急に動揺する場面がありましたよね。私は彼らの表情から、てっきり明らかなミスでもあったのかと思いましたが、結局何事もなく手術は成功。アレはなんだったんだろう。桐生より手際が悪かった、程度ではあの表情は納得がいきません。
ソフトボールの場面も。意図はわかりますが、あれに時間を割くぐらいならもっとやるべき場面があった気がします。

正直、二時間ドラマならともかく映画としては平凡な印象でした。あの話が320万部を超えるベストセラーとは到底信じがたいので、たぶん色々と改変があったのだと思います。機会があればそのうち原作小説を読んでみたいな。
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