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とらドラ! 第18話 「もみの木の下で」

ゆりちゃん先生(独)はいい先生。
成績の心配をしてくれつつ、生徒たちの楽しみに水を差すようなことはしません。
イヴの予定ないけどプライドに賭けていくもんですか!、には涙を誘われますが。。

「父親でもないのに、絶対手を出さないって決めてる女を、高須くんは大事に大事にしてるの。心にはちゃんと本妻がいて、三人はまるでおままごとみたいに自分の役割をわかってて。パパ役、ママ役、子供役って」※1
トラドラ序盤~中盤の人間関係はこのセリフに集約されてしまいます。
そう、亜美ちゃんの言うとおり、最初からいびつで不自然な関係だったのです。いずれ崩壊することが約束された関係性。
そして亜美はそこへ途中から加わった異分子。
「それで……私のことも一から入れてよ………」
よりにもよってこの一言を聞き逃す竜児は万死に値しますね。竜児のあふぉー。。

亜美が自分を異分子にしてしまった理由は、登場時のあんないきさつがあったあと、亜美が自分なりに竜児たちやクラスの中での自分の立ち位置を確立する過程にあります。ある意味仕方のないことでもあり、自業自得と言えるのかもしれませんが。亜美が確立した亜美の「キャラクター」では、クラスでポジションを獲得することはできても、すでに完成されていた竜児たちの三角形に入り込んでいくことはできなかったんですね。傍観者を気取らざるを得なかった。
それを嫌というほどわかってるから上の呟きが出てくるのでしょう。……不憫だ。

北村を狙ってる木原が竜児を仲間に引き入れようと焦ってますね。
ここで面白いのは香椎※2の様子です。
能登たちの大河と北村くっつけちゃえ作戦を見ては「あらら~」
竜児を引き入れようとする木原の横では「ごめんねー、麻耶が暴走しちゃってて」
そんな表情に見えます。冷静な傍観者でありつつも基本的には木原の味方なのですが。
ひょっとしたらクラスで一番大人なのはこの子なのかも。
体育倉庫のシーンでは、木原を応援しつつも、結果的に亜美と竜児を二人きりにすることになったわけですが、亜美の気持ちにも気づいて……いるのかな? そこまでは深読みしすぎかな?

「夢だもん、良いよね? 現実じゃないんだもん。現実にいる誰かにすがってる訳じゃないもん…」
この一言で、大河の北村への気持ちがわかってしまった気がしました。
正確に言うと、その変化が。
もう大河にとって、北村は恋の相手ではないのかもしれない。でもどうでもいい相手になったわけでもない。それはかつて竜児が実乃梨に抱いた気持ちに近い。自分にとっての太陽。憧れの人。

クリスマスの大河の行いを、偽善だ、自己満足だと切って捨ててしまうことは簡単でしょう。でも私はそんな底の浅い理屈で彼女を否定したくはないな。あんな生傷だらけのお姫様を。

クリスマスの準備、その連帯感と幸福感が丁寧に描かれていたからこそ、実乃梨の登場シーンは見ていてつらいものがありました。
みんなが一体となったその瞬間、実乃梨は紛れもない部外者であった。その登場シーンがこれ。
実乃梨の表情が日常から非日常へ。驚きと後悔によって、笑い交じりの謝罪からすーっと表情が失われていく様が、きつい。
「高須くん………高須くん………っ」
「聞いてるよ」
「高須くん………」
「いるよ」

あそこでヘンに大人を気取って実乃梨の手を離したりしなかった竜児はいい男。
でも。
「元通りにはならないよ」
「でも、ちゃんと光ってる」
「直るかどうか、私には、わからない……っ」
「直る! ………大丈夫。直るんだ。何度でも」

このクリスタルの星が何を指してるかは明白ですね。実乃梨はその話をしていた。でも竜児はちゃんとわかってるのかな? 今日のこの事件の話だけをしてたんじゃないってことを。


※1 パパ=実乃梨、ママ=竜児、子供=大河という説も。
※2 紫色のほうです。大河命名「お色気ボクロ」
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