スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  拍手する

ねぇ往人さん。太平洋の別名を知ってますか?

「ハヤテのごとく!」の作者・畑先生がプロデビュー前に同人誌を出されていたと知ったのはつい最近のこと。そのうちの一冊に見覚えがあったので自宅の本棚を漁ってみたら、ありました「AIR」の本が。これがそうだったのかぁ………。
絵柄が今とかなり違いますが、観鈴が上を向いて笑っている表情なんかはたしかに畑先生の絵です。

この本、短いマンガも収録されているのですが、むしろ本のあちこちにあるトークのページが秀逸でした。「AIR」の本ですからもちろん観鈴たちについてのトークもありますが、むしろご自身の同人観を語った文章が興味深い。

”自分にとって良い同人誌。

 一冊の本の後ろに
 人生が見える本が良い。
 どんな想いでそれを描いたのか
 想像するとワクワクする。
 垣間見えた想いの欠片に
 少し触れるとドキドキする。

 内容も出来も関係ない。
 金が動いてもプロじゃない。
 大切なのは想いの量だけ。
 それがないのはスキじゃない。

 才能や技量に裏打ちされたものが欲しいなら
 僕らは本屋で本を買う。

 だからエンターテイメントでないものが良い。
 エンターテイメントでないから良い。
 エゴが見えるものが良い。
 弱さが見えるものが良い。
 傷をなめあうものが良い。
 僕らは十分戦っている。”


これはあとがきからの一部抜粋です。これと対になったまえがきも、手書き文字の名調子で書かれた傑作です。購入当時、「このまえがきだけでも買う価値がある」なんて思ったものです。できれば全文転載したいところですが、そこまでやると引用の域を出てしまいますので控えます。

同人誌の中でこういった文章を展開すること自体にも驚きましたが、内容そのものにとても共感を覚えました。これを買ったのは私が同人活動を始めてちょうど一年くらいでしょうか。私の同人観の基礎になった文章でもあります。そう、私は同人誌のこういったアマチュアリズムがとても好きなのです。

その言葉が、いまや同人誌を作られる側になった畑先生のものだったという事実に、ちょっと感慨深いものを感じてしまいます。
  拍手する
コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

No title

自分もそうですよ(笑
以前は同人誌の中で熱く語ったりもしましたけど、最近は本文仕上げるので手一杯って感じです。手に取ってくれた方に自分を表現する少ない機会ですから、大事にしたいものですね。本を手に取った人全員がHPまでチェックしてくれるわけじゃありませんから。

No title

>炎の言霊さま(Web拍手)
同人活動には色んなスタイルがありますから、「これが理想だ!」と主張するつもりはありません。
ただ、私自身はこういう気持ちを忘れずにいたいと思います。

>ホシカゼさま(Web拍手)
その本は未読です。機会があればぜひ。
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。