スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  拍手する

SHIROBAKO 第23話 「続・ちゃぶだい返し」

出版社ビルでのわるふざけにあれだけ時間を割いたというのに、密度の濃い回でしたv

厳しい言い方をしてしまうと、野亀先生からのリテイクはキャラデザにしろシナリオにしろ、三女という作品への理解の浅さが招いたものですから、リテイクもらってよかったですね。
最終回のシナリオに関しては、作品への理解が浅かったとするのも、監督に酷な言い草かもしれません。作品に託したものがお互いに違っただけですから。
でもありあがみんなをサポートするために飛ぶ最初のシナリオと、ありあが自分の守るべきものを見つけて飛ぶ最終シナリオ、どちらが素敵かといえばやはり後者でしょうか。

茶沢の出番ってキャラデザリテイクの段階で終わっていて、もう出番はないものだと思っていたらまさかの再登場。成敗されるところまでやりましたか。私、茶沢の扱いはあのままなぁなぁで終わるかと思っていました。ああいう身勝手な人間はどこにでもいるものですし。
むしろ原作者サイドとアニメ制作サイドの立場の差にびっくりしました。
茶沢は屁理屈をこねてましたけど、スケジュールが押したのは明らかに出版社側の落ち度なのに、それに言及できないことってあるんでしょうか? たぶんこれは話を面白くするためのデフォルメですよね。

キャシーの妹の登場が決まって、監督がオーディションの音源残ってる? と訊いたとき、こうくるのかーっ!とわくわくしました。
やっと、
ついに、
とうとう、
満を持してようやく、
本当に、
ずかちゃんの本格デビューですよ!

何度見ても泣いてしまうラストの宮森の表情芝居でした。こんなにも泣かされるのは、CLANNADで藤林姉妹が泣いたシーン以来です。

ただ私が感心したのはその前の、ずかちゃんの出演を宮森が知らなかったという演出かな。
宮森はキャスト選びに関わらない立場だから、ずかちゃんの抜擢を知らなくても不自然ではないけど、一応事前に台本をもらっているのですから、名前を確認する機会はあったわけです。
それでも知らないことになったのは、あの驚いた顔をずかちゃんに見せるためだったんでしょうね、演出上。
ずかちゃんには純粋に実力で認められたいという意気込みがありますからね。あそこで宮森の驚いた顔を見ることで、ずかちゃんはこのキャスティングが100%正当なものだったと確認できるわけです。
実際に実力と適正で選ばれてるわけですけど、あそこで宮森に「頑張ってね」って顔をされると、ずかちゃんの中に「もしかして…」という疑問が芽生えてしまうおそれがありますが、あの演出はその可能性を完璧に消してるのです。

にしてもずかちゃん、実質的なデビューだというのに、演技も、台本をめくるときの表情にも余裕と自信が感じられました。ずかちゃんのことですから、きっと入念に準備して臨んだアフレコだったのでしょう。
デビューおめでとう、ずかちゃん。

宮森の涙には、嬉しいという想い以上に、安堵感があったんじゃないでしょうか。
忙しい日々の中でも、宮森にはずっと、独り取り残されているずかちゃんへの罪悪感とか引け目とか心配だとか、色々と複雑な想いがあったはずです。だからこそ、あの場面で感情があふれ出してしまったんでしょうね。
スポンサーサイト

テーマ : SHIROBAKO - ジャンル : アニメ・コミック

  拍手する

SHIROBAKO 第22話 「ノアは下着です。」

宮森に続き、絵麻も作監補佐に大抜擢です!
動画を一年半やってましたから、原画はこれが二年目ですよね。スピード出世もよいところ。
ムサニには絵麻よりキャリアの長い原画マンも多数いる中で、この抜擢にしり込みしてしまう絵麻の気持ちもわかります。だって、先輩たちの原画にリテイクや修正を出すことになるかもしれないんですよ?
「大丈夫だって。絵麻ならやれるよ!」
「おいちゃんは軽く言うけど   

どうも宮森は絵麻のことになると客観的に判断できてないところがありますねv
絵麻自身、宮森の絵麻評価を過大だと感じているようです。だから言葉をそのまま受け取れない。そもそもクリエイターとしての評価は同じクリエイターからもらえないと、どうしても信用できないのもわかります。
「待って絵麻! 一回よぉーく考えて、それから返事聞かせて!」
でもこの宮森の対応はよかった。急いでこの場で結論を出させず、考えさせる。これは絵麻の性格にも向いてます。彼女はじっくり考えて答えを出すタイプだと思う。

「怖いのは脚本家になれないことっス!」
ちょっと眩しいくらいまっすぐな言葉ですが、真理ですね。
「才能っていうのは、なによりまずチャンスをつかむ握力と、失敗から学べる冷静さだと思う」
「僕は、僕よりうまい人間が、わずかな自意識過剰やつまらない遠慮のせいでチャンスを取りこぼしてきたのを何度も見た。惜しいと思うよ、いまだにね」

ずかちゃんとは全然違う状況ですが、絵麻はチャンスを掴み取ることに決めました。慎重なのは悪いことではありませんが、ときにはこういう瞬発力も大切なんですね。
と、同時に、自分の進むべき道に確信がもてたようです。実家へ報告する姿にじんわりきました。
というか、実家とは断絶してなかったんですね。よかった。

電気を消した部屋で、独りビールを飲みながらTVに出演してる声優さんに愚痴るずかちゃんに涙を禁じえません。

やっぱり平岡は業界に失望してたんですね。ひどい環境だ………。
でもそんな彼のかつての頑張りを認めてくれる友人ができた。
太郎、第一話観たときはさっさと辞めちゃえ、なんて思ってごめんよ。
2クール目の君はムサニの癒し係だよ………。

絵麻は説明が上手ですね。
絵がうまいと一口に言っても様々ですが、2クール目の絵麻は、後輩の久乃木さんやみーちゃんなど、アドバイスを与える側になって、いっそうアニメーターとしての成長が感じられます。
必要なアドバイスを具体的に与えられるって頼もしい。

テーマ : SHIROBAKO - ジャンル : アニメ・コミック

  拍手する

SHIROBAKO 第21話 「クオリティを人質にすんな」

「北風と太陽ですか。やっぱり人は優しさに弱いんですね」
佐藤さんはどこかずれたところがありますよね。
正直、この人に向いているのは幼稚園か小学校の先生ではないかと思います。

「みーちゃんと同じシーンやれるなんて嬉しい」
「はじめての共同作業だね」

はじめての共同作業!?
と過剰反応を示してみたりv
絵麻とみーちゃんってコミカライズだとラブ度高かったりします。本編ではそうでもないけど。

大御所監督にさえものいう作監・瀬川さんからついに平岡へのダメ出しが。
円さんさえ黙ってなかったんですから、これは当然の事態ですね。
「この仕事、まともにやってたら続かねえんだよ!」
宮森とのやりとりを見てると、いまだに平岡は自分の環境が変化したことに適応できていません。
ムサニはある意味理想的なアニメ制作環境として描かれています。ほとんどの各部署の担当は自分の仕事と誠実に向き合っている。そこへ以前からのやり方を持ち込んだ平岡が、ただ一人足を引っ張ってる。平岡は現在、被害をこうむる側ではなく被害を与える側に回ってしまっているのに、その自覚がないから宮森との話し合いもとことんかみ合わない。
「クレームがきたってんなら、担当変えてくれてもいいですよ」
結局こんなふうに衝突して、次々と職場をかわるはめになったんでしょうね。

けれど、宮森は平岡のケンカを買わないし、それどころか平岡を見捨てもしなかった。話をこじらせた以上、平岡を続投させるためには宮森が各部署に頭を下げたに違いないのです。平岡も業界が長いのですから、それくらい承知してるでしょう。
平岡が宮森をデスクとして心から認めたのは、この瞬間だったのではないでしょうか。

デスクとして本領を発揮し始めた宮森が、かつて面接で落ちてトラウマとなっていたザ・ボーンの社長らと話せたのはよいタイミングでしたね。今の宮森には、はっきりとした目標こそ見つかってませんが、仕事の楽しみを語ることはできるようになっています。制作としての資質をかつて否定された相手から認めてもらえたことは大きな自信につながるのではないでしょうか。少なくとも就職活動時のトラウマは払拭できましたよね。

さて、ここで気になるのがずかちゃんの反応。
ザ・ボーンの二人に声優だと紹介しようとした宮森を制止しました。
「使えるコネはつかったほうがいい」
という意見も、放送当時Twitterで散見されましたし、私もその通りだと思います。チャンスをつかめる人間は少ない。
でも、友達のコネでデビューしたくないというずかちゃんの気持ちもわかってしまうのですよね…。

ぴょんぴょんりーちゃん可愛すぎでしょ。
心がぴょんぴょんするってこういうことなんですね………(たぶん違う

テーマ : SHIROBAKO - ジャンル : アニメ・コミック

  拍手する

SHIROBAKO

第20話 「がんばりマスタング!」

今回の三女の打ち合わせ内容がSHIROBAKOの、ひいてはみゃーもりのテーマに関わってくるのはわかるのですが、ありあの出した結論をそのまま素直に受け止めると、みゃーもりはやはり作り手ではなく、クリエイターをサポートする側の人間に回ることになりそうです。
以前、制作同士で話が出たとき、制作はステップアップする職だというイメージがあって、いずれは監督だとか、プロデューサーだとか、そんな未来にみゃーもりは困惑気味でしたね。
みゃーもりは現時点でも制作の仕事に喜びを感じてると思いますが、この道を究めることへの覚悟が足りてないってところでしょうか。

監督は最終話を脚本家に丸投げですか?
結果だけは示してますけど、肝心の核心部分はまいたけさんに任せっぱなしですよね。
それでいいの?

りーちゃんが"可愛い女の子"で得してる部分は正直あると思います。
けれどそれに噛みつくのはどうなの平岡。りーちゃんはまず設定制作としての仕事ぶりを認められて入ってきたのだし、まいたけさんが指導してくれるようになったのはりーちゃんの人柄あってのものです。
たぶん平岡は「頑張っても報われない人」をたくさん見てきたし、自分もそうだったから、今のりーちゃんのが妬ましくて気に障るのでしょうね。
ただ、この八つ当たりはりーちゃんにとってプラスに働いたようです。
りーちゃんも自分の態度にわずかながら甘えがあったことに気づいたんでしょうね。今はまいたけさんの厚意でうまくいってますが、自覚がないままだといつかつまずいたかもしれません。その前にプロを目指す者としての自覚をもてたのはよかったんじゃないでしょうか。
アニメ制作同好会の五人はいずれも各個の成長エピソードを終えたようですが、りーちゃんのエピソードが平岡絡みとは予想外でした。

平岡はそのうち誰かと衝突すると思いましたが、相手が穏健派の円さんとは意外。
裏を返せばそれだけ平岡の仕事ぶりがダメだったことの証といえるでしょう。
短期的なことをいえば、円さんが平岡の集めてきた原画のチェックを後回しにしなければならなくなったのは、平岡がマメに提出しなかったからです。毎日ちょっとずつ持ってきていればそのぶんのチェックはすませられたはずなのに。
さらに言えば、これはリテイクチェックです。そもそも、平岡の集めてきた原画の質が低いから余計な仕事が増えているのです。
二重に円さんが負担をかけられているのにあの態度では切れられてもしかたありません。

さてここで大事なのは平岡を糾弾することではありません。
平岡が感情的に言い返したことがポイントです。
社長の言うように、図星だったから?
平岡はいい加減な仕事でもとにかく数をそろえればいいという仕事を確信犯的にやってるように見えますが、内心ではそれに後ろめたさもいまだ抱えてるのではないでしょうか。そうでなければ、円さんの言葉もはいはいと頷いてやりすごすことができたはずです。しかしできなかった。
平岡の今の仕事ぶりは、いい加減な人間の多い中、ままならないスケジュール管理で自分が潰れたりしないよう、自己を守るために彼が編み出した保険なのかもしれません。彼自身、自分に言い訳をしながら今の勤務態度を続けているとか。

テーマ : SHIROBAKO - ジャンル : アニメ・コミック

  拍手する
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。