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今週の「神のみぞ知るセカイ」

FLAG159 「アクアラング」


20110930.jpg

なんて圧倒的なヒロインオーラ。

桂馬がかのんの身を心底案じてるように見えるのは、自分のミスでかのんがこうなったという罪悪感からきてるのだと思いますが、それにしても他のヒロインたちと比べると二人の精神的距離に入り込めないものを感じますね。
アポロの占術世界に入れたのが桂馬一人で幸いでした。
もし他の女神   たとえばディアナも一緒だったらどうなったことか(笑

アポロは本当に頼もしい女神ですね。
能力的にではなく、精神的に。
彼女と一緒だからこそ、かのんもあんな状況に陥ったにもかかわらず笑顔でいられるのでしょう。

「外の詳しいことはわからん」
と言ってましたが、おおまかな事情は察してくれてるみたいですね。少なくとも桂馬が女神に協力していること、そのおかげで呪いの剣を抜けたことは知っている様子です。それも占いで見たのでしょうか。

三日、という期限が示されましたが、これは何を意味しているのか。
三日後に古悪魔側に動きがあるのか、それとも水化術や占術世界の限界なのか。
いずれにせよ桂馬のとれる選択肢はそう多くありません。
しかし今回で落とし神は肉体的精神的に復活を遂げたようです。歩美ちひろ攻略では後手に回ってしまった桂馬ですが、ここから巻き返しはあるのでしょうか? 期待したいところです。
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オタクの世界は狭い

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 9 (電撃文庫)俺の妹がこんなに可愛いわけがない 9 (電撃文庫)
(2011/09/10)
伏見 つかさ

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妹の日向から見た黒猫というのは本当に不憫というか、残念な子ですよねー。
だからこそ、彼女に本当の友達ができたこと、本物の彼氏がいたことが、まるで我が事のように嬉しく感じられてなりません。社会的には残念な娘だけど、二人にとっては本当に良い姉でしょうから。
日向が桐乃にお礼を言うシーンには涙を誘われました。

温泉地での対決後の桐乃と黒猫の会話が見られたのも嬉しい。
8巻はおおむね黒猫の思い通りに動いた話でしたけど、必ずしも彼女の希望通りに事が運ぶ保証はなかったわけだし、京介を深く傷つけたのも事実です。一言あってもいいですよね。

「そんなひとはいないよ」
これは印象的なシーンでしたね。
おそらくこれは過去に桐乃自身が「あの人」から言われた言葉なのでしょう。
かつて京介を慕っていた幼き日の桐乃は、この言葉を契機に京介から距離を置くようになったのかもしれません。小さからぬ敗北感と失望を抱いて。
そのあの人とは………たぶん真奈美でしょうね。
作中に該当する人物が他にいません。
桐乃が真奈美を毛嫌いしてる理由の説明にもなります。

赤木兄妹は………正直この二人って高坂兄妹よりやばいんじゃないでしょうか。なんかするっと一線越えてしまいそうな危うさを感じます。
京介は開き直ったのかなんなのか、シスコンを隠しもしないようになりましたね。
気持ち悪いと一刀両断する真奈美さんが格好よかったです。まさか真奈美がこういう立ち位置のキャラになるなんて、序盤からは想像もつかなかったなー。

沙織の過去はかつて語られていた通りのお話でしたね。
自分からは何もせず、ただ人の作った場所を享受していたという指摘はまさにその通りで、だからこそ沙織は自分でサークルを立ち上げることができたのでしょう。本当に良い姉をもったものです。
桐乃たちとの関係も結構遠慮が薄れてきて、新章ではちょっと違った沙織が見られそうですね。

『桐乃くん』はPixivでもわりと見かけます(笑
だいたいの場合、京介よりも背が高い設定ですね。つまり桐乃が攻め。

あやせは8巻で本格的にフラグが立ったかと思いきや………なんか盛大な勘違いをしてますね。どうしても京介が自分を好きだという体裁にしたいらしい。
あー………、この子、こういう子でしたね。そういえば。
それに対し、京介のテンションの低いこと低いこと。
8巻での展開を受けて、真剣に桐乃と黒猫の想いに向き合わなきゃという決心が、あやせへの落ち着いた態度となって表れているのでしょうけれど、それにあやせが物足りなさを感じちゃってるのが可笑しい(笑
このあやせ  京介ラインって今後どうなるんでしょうね。楽しみです。
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この回でようやく次郎丸さんの存在意義がわかった気がします。中和剤としての道化役なんですね。

■花咲くいろは
第25話 「私の好きな喜翆荘」

文化祭の調理班の件でもそうでしたが、このアニメは諍いの収め方が妙にリアルですね。どちらか一方が相手を言い負かして、相手が非を認めて仲直り、という少年誌的な手順を踏みません。
間に立つ者が仲介を務めてなんとなくの内に仲直りしたり、相手が弱ってるところへ手を差し伸べて協力の姿勢を見せることで相手の顔を立てたり。
相手が非を認めるまで追い詰めてしまうと、どうしても禍根が残ります。諍いの理由を清算することよりも、諍いを収めることを重視するのはなんとも日本人的ですね。


展開としては縁が跡取りの器ではないことを証明するような回でした。
キャパシティオーバーの予約を受けたために、朝食をバイキングにしたり、仲居に無理をさせたり。館内に絵を飾るのは結果が描写されてませんが、どうなんでしょうね。
どうも縁や崇子は、ホテルの運営改善にも応用可能な普遍的アイデアを喜翆荘に持ち込もうとしているみたいですが、それは老舗旅館の特色を損なう結果になっていないでしょうか? やっぱり縁って喜翆荘の精神を受け継いでない。
同じ工夫でも、緒花が女給スタイルを提案したのと比べると、根本的なスタート地点が違います。

従業員にもギリギリの作業を強いているせいで、余裕をなくしちゃってますね。そんな状態で満足のいくサービスができるものでしょうか?
余裕をなくしてるからミスへの当たりがきつくなる。当たられたほうも引っ込みがつかなくなって言い返す。悪循環です。
巴の怪我は不幸な事故だったかもしれませんが、それだって過大な負担を強いたせいではないでしょうか。

色々言いましたが要約すると、縁には全体の見通しも管理もできてなかったということです。
とはいえ、縁の立場に立つと、多少の無理をしてでも女将を見返したいという気持ちもわからなくはないのです。なぜなら、他のみんなは女将が意固地になってるとだけと思ってますが、縁だけは自分が跡取りとして駄目出しされたことを感じてるはずなんです。だから打倒女将に固執するしかなかった。
彼が今回の失敗をきっかけに、自分にできることとできないことを勉強し、成長してくれればよいのですが。


従業員の中ではミンチと徹さんが株を下げてしまいましたね(笑
まあミンチは元々自己中心的で相手を思いやれない子ですから、自分の足元が崩れそうなときはあんなものでしょうか。自分と相手とが同調している間は、息の合った動きを見せるいい子なんですが。
でもそれだけ緒花の存在がミンチの中で大きくなってるってことの証明でもあります。可愛いですね。

徹さんは処置無しかなぁ。
「いつものお前だったら、言われなくても周りをめちゃくちゃかき回して、無理やり前向きにさせるはずだ。そんなお前が…。変わったのは喜翠荘じゃなくお前だよ」
縁の親子喧嘩に乗って何一つ建設的な意見を出せなかった大人が、高校生の女の子に向かって「お前ならなんとかしてくれると思ってたのにがっかりだ」って言ってるようなものですよ、これ。
ちょっとフォローのしようがないですね(笑

落ち込む緒花に豆爺が「喜翆荘で働くみなさんは良い子」と言い聞かせてました。
みんな喜翆荘が大事だからこそ、自分を見失ってるだけ。だからここでみんなを恨んだりしちゃいけないよと諭してくれているのでしょう。

女将さんへの対決ムードを深める中で、菜子ちだけは違和感を覚えてましたね。無理を通そうとする縁たちに女将さんが「わかったよ。好きにすればいい」と言い放ったとき、菜子ちが「女将さん……」とつぶやいてました。彼女はここで女将さんに一喝してほしかったのでしょう。でも放置されたことで、周りに従うしかなくなってしまった。
それでも最後の大事な場面で「私の好きな喜翠荘を返してください!」と主張できたことが、菜子ちの成長の証でしょうか。
「女将さんにはわからないんだよ。自分が走れる人だから。自分だけの夢はもてない。走れないけど、夢をもってる人に一所懸命ついていくこと。それが夢になる人だって、いるんだから」
なんとも菜子ちらしい言い分ですね。道端に咲く秋の花のような、彼女によく似合う生き方です。

緒花はずっと大苦戦の回でしたね。
みんなが間違った方向に進んでるのはわかってる。けれど、どうすればいいのかがわからない。何とかいつものみんなに戻ってほしくて笑顔を向けるけど冷たくされるばかり。
ですが今回、緒花はずっと女将さんとみんなの中間に立っていました。
みんなは目が曇って女将さん側についたと思ってましたが、菜子ちと豆爺だけは、緒花が女将さんとみんなとを繋ぎ止めていることをわかってくれていた。今回の緒花の功績はここにあります。きっとみんなも、後でわかってくれることでしょう。
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大人の遊びってどんなのデショーネ

■夏目友人帳 参
第十三話 『夏目遊戯帳』

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子狐には担当回がオリジナルでありましたからね。

「俺にできる仕事って何だろう……?」
夏目は名取さんや的場を思い浮かべてましたね。
本人はナイナイとか言ってましたが、一番適職だと思うんですよね。そういえばコミックスの挿絵に夏目と田沼と多軌とで祓い屋っぽいことしてるんじゃないかと、そんな未来を思わせるイラストがありましたね。
もちろん夏目は優しいから仕事を選り好みすることになるんでしょうけれど。
でも藤原夫妻の手前もありますからね。名取さんみたいにちゃんとカタギの職も見つけないと。

ぴっぴっぴろぴろぴ~♪
多軌の目は先生を捉えると録画モードに入るのか。。

「私、決めたの。おじいちゃんの遺した妖怪の研究を、私くらいは覚えていてあげたいなと思って」
第五話の蔵の話を受けての言葉ですね。優しい子です。
でも道の真ん中で陣を描くのはやめたほうがいい。

「多軌、悪い、野暮用だ。先に行ってくれ」
「わかったわ。じゃっ」

多軌には当然妖怪が見えてませんが、わからないなりに察して素直に先に行く多軌はもう夏目の嫁みたいですね。

「鬼…? それはまた面白そうな」
「当然捕らえたものは鬼が食ってもいいということか?」

遊びの「オニ」も、妖たちにかかると本来の「鬼」に変換されてしまいます。危険。
ニャンコ先生を追うチョビが普通に怖いんですけど。
三篠は少し自重しなさい。


「お久しぶりだ、夏目殿。
 我々を犬呼ばわりするとは相変わらず度胸がおありだ

ここは原作でも一番笑いました。
夏目友人帳では貴重なギャグ回でしたね。というか、唯一じゃないかな?
妖たちが至極真面目にやってるのがかえって可笑しいですね。

まるで一期の最終回のようなノリでしたが、冬からまた四期が始まるそうですね。
それまでひとまずお別れということで。
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百合百合しい表紙だなぁ

実際は溺愛してるだけなんですけど。

神のみぞ知るセカイ 14 (少年サンデーコミックス)神のみぞ知るセカイ 14 (少年サンデーコミックス)
(2011/09/16)
若木 民喜

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歩美やちひろの攻略は基本的に「応援してるよ」ってスタンスだったから、中に女神がいて記憶が戻ったとしてもそんなに大きな齟齬はないんですよね。
ただし月夜はそうはいかない。「ずっとそばにいるよ。二人でセカイの美しさを探そう」って攻略の仕方をしておいて、その後ずっと放置でしたからね。記憶が戻った彼女に罵られても仕方ない。
だからといって、こういう事情だったんだと説明するわけにもいかない。それでは月夜の中の愛情は育たない。
それで桂馬のとった選択肢は捨て身で誠意を見せることでした。
思えば月夜とは、攻略でも再攻略でも似たような経緯を経ているのですね。彼女を騙して失望されて、それでも君を守りたいというこの気持ちは本物だと証明した。その姿に月夜は心打たれ、許してくれたわけです。ちょろいとか言ってはいけません。

ルナは5巻のおまけ四コマの時点ではただのギャグとして描かれたものだと思ってたのに、まさかこういうことだったとは驚きです。最初は不気味だったけど、妙に間の抜けたところがあって可愛く思えてきました。
やー、でもやっぱりちょっと怖い(笑

結はどうも記憶が戻ってなくて愛情だけが残ってる状態のようですが、それが余計にタチの悪いことになってますね。というか、なんでこんなキャラになっちゃったんでしょう。元々こういうコだったのかなぁ。桂馬と入れ替わってる頃はわりと常識人だったのに。
結の暴走ぶりも面白いのですが、それ以上に桂馬がすっかり苦手意識をもっちゃってるのがいいですね。桂馬もたまにはこんなふうに振り回されるといいんだ。

栞さんは無口。………と書くとまるで5分間アニメのようだ。
栞の攻略はちひろと似たようなスタンスでしたね。
だから特に不実を責められるでもなくヤキモチを焼かれてるのに近い状態ですが、それにしてもアクロバティックな交流ですね。
小説内でしつこくカシラギを殺して「心は痛まなかった」と自分に言い聞かせる彼女はちょっと可愛かった。


さて、新地獄関連もお話が進んできましたが、フィオは見た目があんなに可愛いのに、すごく気持ち悪いキャラに仕上がってますね。まあかのんを刺した時点でどうあがいてもこのコを好きにはなれないわけですが。
心が映らないのは何か術をかけられてるせいだとノーラは言ってましたが、じゃあまるきり洗脳されてるのかというと、そうでもない気がします。ハクアへのコンプレックスや、自分が認められたいという強い願望などはこのコの元々の性質なんじゃないでしょうか。外から植えつけられたとしたら、選民思想のようなものだと思いますが。ヴィンテージの思想は彼女の鬱屈を晴らすのに都合よかったのでしょう。

ハクアは真面目なところが魅力なのですが、彼女の公正さには危ういものを感じますね。今相手にしているのは非合法な組織なのです。それが新地獄のどこまで食い込んでいるかわからない。だからこそ桂馬は秘密裏に行動しようとしているのに、ハクアの公正さはそれを台無しにしかねません。
対してノーラはどこまでも現実主義。ある意味彼女は一番悪魔らしい悪魔だと言えます。

神のみぞ知るセカイ 14 OVA付特別版 (少年サンデーコミックス)神のみぞ知るセカイ 14 OVA付特別版 (少年サンデーコミックス)
(2011/09/14)
若木 民喜

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原作でも大好きな回なので、OVAで観られたのは嬉しい。
脚本に若干変更がありましたね。
原作が桂馬寄りの視点だったのに対し、OVAは女の子たちを主眼に置いてます。思えばかのんって他のヒロインとほとんど繋がりがないんですよね。なのでここで歩美やちひろを意識しだしたのは面白い変更点でした。
EDのちひろの歌、サントラ2巻に収録されてるんですね。欲しくなりました。
あ、かのんちゃんの新曲は限定版で買いましたよっ。ポスター欲しかったから!

あと、最近のサンデー連載のお話。
コミックス派の方のために記事をたたんでおきます。

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青鷺の横を通り抜ける緒花の動きが可愛い

■花咲くいろは
第24話 「ラスボスは四十万スイ」

いろはの感想書くの久しぶりですね。
視聴環境変わっちゃったので、ちょっと書きづらくて。

緒花と考ちゃんはうまくいきそうですね。
元々緒花が勝手に先走って考ちゃんに向き合わなかったことがすれ違いの原因ですから、二人には時間さえあればよかった。考ちゃんも、頭の整理ができてないまましゃべる緒花の話を、それでも根気強く聞こうって姿勢が見えてちょっと頼もしかった。
それにしても、やっぱり考ちゃんって緒花に置いていかれた気分だったんですね。一足先に半社会人みたくなっちゃったんですから無理もない。

喜翆荘の記事を書いたのって、皐月だったんですね。編集プロダクションだから、出版社みたいにずっと制約かけられてるってこともないのかな? 前に宿泊した覆面記者さんが書いた、ってほうが私としてはすっきりしたんですけど。

入浴シーンでは大笑いしました。
女将さんの貫禄勝ちでしたね。っていうか、なんですかあのスキル。
音外しすぎて訛る菜子ち可愛い。

さて、女将さんが緒花にだけ本心を打ち明けてくれたわけですが、これは女将さんの言い分を支持してしまうなぁ。
縁が旅館経営に向いてないのは間違いないと思うんですよ。視野が狭いし、あの歳になるまで働いてて女将の精神を受け継いでない。おまけに嫁はダメコンサルタント。
周りにしっかりした人がいて支えてくれればって思うけど、それが唯一できる豆爺も引退ですからね。
蓮さんや巴さんは一見しっかりした大人に見えますけど、彼らに経営者的視点がなく流されやすいのは、以前女将さんが倒れたときに実証済みです。
あげく今回も縁が先頭に立って反女将で団結して、地域の祭りに人も出さない始末。
図らずも縁に跡取りは務まらないことを自ら証明してしまった形です。
旅館が今忙しいのはまさにそのぼんぼり祭りの恩恵だというのに、その祭りに人を出さない道理がありますか。どう聞いても組合側が正しい。(一部妬みも混じってましたが)
人も出せないくらい忙しいというなら、そんなに引き受けてしまった縁の落ち度です。というか、崇子さんが行きなさいよ、若女将になる気なら。ここで地域に顔を繋がないでどうするの。ついでにいえば、喜翆荘の中で一番スキルがないんだから、せめて外で貢献しなきゃ。

予告で緒花が「仕事って勝ち負けなんですか?」って言ってましたね。
おかしな方向に進もうとしてる喜翆荘の面々の目を覚まして、女将の言うとおり旅館をたたむでもなく、かといってビジョンのない縁に任せるでもなくて、第三の明るい道に緒花が導いてくれると信じたいな。
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パセリって食べ物だったんですか?

■夏目友人帳 参
第十二話 『帰る場所』

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この人が誰なのか、私たちはもう知っていますが、このときの夏目には「人間じゃないかもしれない」なんて思えたんですよね。
公園のお姉さんの例もあります。
良くも悪くも、夏目を肯定してくれる相手は、ずっと妖だけだったのです。
そんな彼が、突然現れたこの遠縁を名乗る女性を妖と疑ったのも無理はありません。

だからこそ、藤原夫妻が実在したことに感激した。
面倒事を起こしたばかりの自分に、ウチへ来いと言ってくれたことに涙した。


「すぐ帰るから、猫ちゃん、貴志くんについていてあげてね」
濡れタオルを換えてくれるなんて、なんて高性能な猫ちゃん(笑

夏目が世話になっていた家のお兄さん。無駄にいい声だと思ったら櫻井孝宏さんでしたか。
彼は夏目に好意的ですよね。なんとか両親と夏目の仲をとりもちたいという気持ちが端々に見えます。

「違う! 始めはみんな優しかったんだっ。いや、ずっといい人たちだった。なのに俺が………っ!」
夏目が世話になった家の多くは、彼のようにいい人たちだったのでしょう。
でもこれは、夏目が子供特有の捉え方をしたのが大きいんじゃないかとも思えます。子供は大人の不興をかったとき、自分が悪いと思い込む傾向がありますからね。不憫だ。

「ほらみなさい、起こしてしまった」
「滋さんだって声出したじゃないの」

ここのやりとり可愛いですよね。
この短い会話だけでも、二人の人柄がしのばれます。

「貴志くん。気に入らないところだったら、いつでも旅立ってもいい。でも今は、静かに落ち着いて考える場所が必要だ。ウチは静か過ぎるくらいなんだ。………ウチに来なさい」
滋さん、かっけぇ!

「こんな素人のガキに封印されるような間抜けな妖は追っ払ってやった」
久々の斑ボイスですが、この「追っ払った」という言葉、私は少しだけ疑っています。
普段は夏目の気持ちに配慮して追い払うに留めている先生ですが、今回の妖の執念は並々ならぬものがありました。追い払ってもまた力を蓄えてやってくる可能性がある。果たして先生は、これを追い払うだけで済ませるでしょうか?
このとき夏目は寝ていました。先生の裁量ひとつなわけです。先生はそういう非情な決断のできる妖だと思いますしね。

でも、
「帰るのかい? 誰もお前を待っていないのに」
「いいや。もう、帰りたい場所ができたんだ」

この夢の中でのやりとりを見ると、やっぱり追い払っただけなのかな。
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STEINS;GATE最終話「終わりと始まりのプロローグ」

未来のおかりんの言うことにひねりはなかったんですね。
とはいえ、準備中のおかりんのあまりの自信満々さにちょっと不安を覚えましたが、案の定血糊が固まってるというドジを踏むとは(笑
しかしその解決方法が漢でした。OH、ハラキリ!

「頑張れよ……。
 これから始まるのは、
 人生で一番長く、一番大切な三週間だ」

このシーンにはじんときました。
ここにたどり着くまで長かったですものね。

中鉢博士の持ち去った論文の処分については「それだけでいいの?」とやや不安でしたが、無事目的を達成しましたね。というか、あんな封筒にメタルウーパみたいな金属の塊が入ってたら事前に気がつきそうなものですが。

ダルと鈴羽のやりとりは、α世界線のときのような感動がありませんね。
αでは顔も知らない父親を探し当てたのにたいし、β世界線では2036年まで一緒だったようですから、この鈴羽にとってはいつもいる父親の若い頃、くらいの認識しかないのでしょう。
鈴羽のダルを見る目には親密さが感じられるし、逆にダルは戸惑いっぱなしで、最後まで「阿万音氏」呼ばわりでした。
………あれ? いまさらですがどうして鈴羽は「阿万音」姓なんでしょう。ダルが養子に入ったか……ひょっとすると正式な結婚はしなかったとか?

まゆしぃが萌郁と握手したシーンにもジンときました。
何度も殺し殺された二人ですもの。
しかしまゆしぃの頬の赤らめ方がちょっと気にかかるかも。
まゆしぃ百合っ子疑惑。
でもそうであればいいな。彼女が百合っ子で、おかりんのことを恋愛対象ではなく純粋に大切な幼馴染ととらえてるのであれば、視聴者としては幾分救われます。

シュタインズゲートの世界線では萌郁も死なないで済むんですね。
それどころかブラウン管工房のバイトになってるとは。。
バイトとして雇った経緯は偶然っぽいですが、個人的には、前の世界線でのお互いの悔恨が引き合わせたと思いたいな。
しかし、この世界でもCERNは厳然と存在し、Mr.ブラウンはFBのはずですが、萌郁はM4ではないのかな?
あるいはそうであっても、たとえFBからのメールが途絶えたとしても、萌郁は自殺なんかしないで済むことでしょう。彼女にはもう居場所があるのですから。

20110915.jpg

初見では???なアニメでしたが、話が進むごとに引き込まれていきました。
間違いなく今期最も続きが気になるアニメでした。
何度か山場がありましたが、一番何度も見返したのは鈴羽の回でしたねー。
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ここ掘れニャンニャン

■夏目友人帳 参
第十話 『割れた鏡』
第十一話 『映すもの』


五話の多軌家や九話の文化祭に続いて、友達との距離がテーマの回です。
田沼や多軌は夏目の秘密を知る数少ない人間の友人ですが、その彼らに対しても夏目はまだ遠慮があります。水臭いと言ってもいいかもしれません。
それは夏目の優しさの表れでもあるのですが、むしろこれまでまともに友人付き合いしてこなかったからこそ、友達との距離を測りかねている部分が大きい。

夏目にとっては、自分を理解してくれる友達がいるという、それだけでもうかなり救われてるはずです。彼は子供の頃からずっと一人だったのですから。だからこそ、夏目はそこで満足しているのかもしれませんね。
でも田沼や多軌がそれに甘んじていられるわけもありません。彼らにとって夏目はただの友達ではない。大変な目に遭っているのなら相談してほしいし、できることなら力になりたいでしょう。
ただし、現実問題として彼らにできることは限られている。だからこそ踏み込みきれずにはがゆい思いをしてきた。

結局お互いに遠慮し合ってるだけなんですよね。
しかしそんなことではこの先後悔するかもしれないぞと、田沼にとり憑いた妖から教わることになりました。相手の迷惑になることを恐れて一人で抱え込んでいても、結局それは相手の救いにはならないと。

今回思いがけず田沼は夏目の世界を垣間見ることになりました。
夏目が見てる世界と、自分が知る世界との隔絶を、身をもって体験した彼だからこそ、夏目の逡巡も理解してくれることでしょう。

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20110914.jpg

夏目と田沼が中二病を発症してましたね。
いえ、各場面だけ取り出すとそんなふうに見えちゃって(笑


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多軌が最初に自分の写真を差し出したのはきっとワザとですよね。直前にちゃんと目で確認してるんですから。きっとあの写真も夏目にもらってほしかったんじゃないかな。夏目も遠慮せずもらっちゃえばいいのに。

多軌は多軌で、自分のポジションを見つけつつある感じですね。
彼女は田沼のように妖を感じることすらできないから、割りきりが早かったのかもしれません。
夏目に踏み込みはしない代わりに、自分のできることを見つけ、その範囲内でのみ力になろうと、そう心に決めてるように見えます。

「多軌はすぐクマができるな」
この夏目のセリフはお兄さんっぽくて好きです。
「手先じゃなくて、センスの問題じゃないのか」
おや、田沼とも仲良くなってますね。微笑ましい。

「い、いやあ、良い鏡だなぁ」
「職人の腕が光ってるよ」
「そうねっ。銘はどこかしら」

ダメだこの三人(笑
北本、ここは突っ込んでいい場面だと思うよ。

多軌のインナーにがっかりした人は、私と一緒に反省しましょう。
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夏目は前後編らしいので、感想はまとめて来週に

■STEINS;GATE
#23「境界面上のシュタインズゲート」

おかりんを親しげに「小父さん」と呼ぶ鈴羽は新鮮ですね。
この世界線での2036年時点では、おかりんもダルも存命なのかぁ。未来の三人がどんな様子なのか、ちょっと見てみたい気がします。

前回の終わりの時点では、Dメールを駆使して紅莉栖の命を救うのかな、なんてぼんやり考えていましたが、なんと直で時間移動とは。タイムマシンもパワーアップしてますし。
なるほど、第一話で紅莉栖が会ったと言う「15分前の岡部」は今回のおかりんであり、無事着陸していたタイムマシンは今回のタイムマシンだったのですね。納得。
しかし、α世界線のタイムマシンときたら、無事に着陸できないわ、一方通行だわ、一人乗りだわで、どんなに不安定な代物だったか思い知りますね。ダルやおかりんが開発途中で亡くなってしまったからなんでしょうけれど。

中鉢博士=紅莉栖パパとは予想だにしませんでした。
ああなるほど。それは騒ぎ立てるおかりんを速攻連れ出すわけです。これも納得。
かつて夜の公園で交わした親子仲をとりもってやるという約束。色々あってうやもやになってたのが、まさかここで出てくるなんて。しかしこんな父親とどうやったらうまくやれるんだろう。


世界を騙す、とはどういう意味なんでしょう?
なんとなく言いたいことは伝わるのですけどね。
具体的な手段としては、死んでない紅莉栖を死んだように見せかけ、それを過去のおかりんに発見させて、α世界線に滞りなく移動させるということでしょうか。
涼宮ハルヒでいうところの「既定事項」ですね。
β世界線から出発して、α世界線へと移動し、またβ世界線に戻ってくる。この歴史を変えてはいけない。なぜならその歴史の上に未来のおかりんたちがいるから。これを変えてしまうと現在の時空を超えた協力体制が失われてしまう。

さて、おかりんはこのβ世界線において紅莉栖の死は確定事項だと認識していますが、もしそうではなかったとしたら。

ここで重要なのは、牧瀬紅莉栖が死んだと過去のおかりんが認識することそれをダルに知らせようとメール(Dメール)を送ることの2点であって、牧瀬紅莉栖の死そのものに世界線が収束しているわけではないってことでしょうか。
紅莉栖の死はα世界線に移動するための条件でしかない。
もしそういう考え方ができるのなら、紅莉栖は必ずしも死ぬ必要がないという理屈になります。彼女の死を偽装してしまえばよい。

答え合わせは来週です。
もう最終回かと思うと、寂しくもあり、楽しみでもあり。
はたしておかりんはメタルウーパを取り戻すことができるのか!?
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STEINS;GATEは一連のストーリーですから、やはりまとめて書いておきます。

#18「自己相似のアンドロギュノス」

ルカ子回だったはずなのに、助手がもっていったでござる。
助手はたしかアメリカ育ちのはずなのに男慣れしてなさすぎではないでしょうか。あちらでは学校のパーティに出るのにも、男は必ず女の子をエスコートしてなきゃいけないと聞きましたが、これは古い知識なのでしょうか。
あれだけ流暢に日本語を操るからには日本で過ごした時間の方が長いのかな?

ルカ子がわずかですが改変前の世界線の知識を取り戻していましたね。現在の性別とその記憶に矛盾を覚えることなく。やはり世界はひとつだけであり、世界線というのはこの世界のデータを指すことばのようです。上書きされた記憶の中で人はその残滓を感じ取りながら生きている。

IBN5100はルカ子が壊してしまった。
今いる世界線は「IBN5100を手に入れられない」世界なのでしょう。ルカ子を女にしたままなんとかその原因だけを取り除こうとしても、どうせ別の理由でIBN5100は手に入らなくなる。そういう世界。
だからおかりんはDメールを取り消してもとの世界線に戻ることでしか、β世界線に行くことはできないというわけですね。


#19「無限連鎖のアポトーシス」

「まゆりのその時を見届ける」
「この世界線での正確なデッドラインを知っておきたいんだ」

ここのセリフには正直ぞっとしました。合理的ではある。あるんだけど、このときもうおかりんの感覚は麻痺し始めてたのでしょうね。

しかし萌郁役の後藤沙緒里さんは鬼気迫る演技でしたね。
この収録を終えた直後のさおりんには皆近づき難かったんじゃないでしょうか。

IBN5100を一台手に入れた時点でFBが萌郁を切り捨てた理由がひっかかりますね。
特定の一台を追っていたというのでなけれぱ、捜索は継続しなければならないはずです。ここは天下の電気街なのですから。
私はてっきり、現存するIBN5100を残らず回収するのが目的だと思っていましたが、これはどういうことでしょう。
これではまるで秋葉にIBN5100が一台しか存在しないとわかってるようではありませんか。

萌郁の忠誠心の正体が「自分の居場所」だったことに、おかりんが「バカ野郎!」と言いたげな表情を見せましたね。
顔も見せない人間に従って人殺しなんかしなくても(この世界線ではしてませんが)、お前には居場所があったのに。
そう言いたげでした。


#20「怨嗟断絶のアポトーシス」

「なんだか最近、全然おかりんとお話してないような気がするなって」
私もまゆしぃの見せ場を長らく見てない気がしました。

FBの正体がMr.ブラウンというのは意外でした。
なるほど。バイト戦士=鈴さんがIBN5100を彼に託せないわけです。
うん? ということは、バイト戦士はMr.ブラウンの正体に気づいていたってことですよね。

自らの正体をおかりんたちに語るMr.ブラウンの優しい笑みが、逆光の効果もあってひどく怖い。不気味ですらあります。でもこれは今にして思えば、覚悟の微笑みだったのですね。

最期の時が迫るのを教える工事の音。銃声に重なる目覚まし時計。父親の運命も知らずいつもの朝を迎える愛娘。ここらの演出にはただただ画面に釘付けにされて、息をするのも忘れそうでした。

かくして彼らの死さえなかったことになって萌郁はIBN5100の捜索を中止し、天王寺親子は平穏に暮らしているわけですが、これは一時の平和ですよね。おかりんの偽Dメールによって萌郁は捜索を中止していますが、Mr.ブラウンがその意志を失ったわけではない。いずれMr.ブラウンから萌郁に連絡がいくことによって齟齬が発生するわけですから、それより早くクラッキングを行ってβ世界線に到達しなくては。

しかしそのβ世界線では助手が死ぬ。
どれだけ世界線が移動しようと、そのたびにおかりんを助けてくれた、彼女が。


#21「因果律のメルト」

時間のループの中で少しずつおかしくなり、行き止まりに当たってとうとう自棄になったおかりんの目を覚まさせる、そんなお話でしたね。
以前に心配したことですが、まゆしぃの死も一度目なら悲劇ですが、繰り返すことによって重みは失われ、やがて喜劇と成り果ててしまう。初めてまゆしぃの死が一日延びたとき、ラボに押しかけたラウンダーたちの姿に私が感じたのは、「またか」といううんざり感と、妙なおかしみでした。
でも今回のお話で痛感しました。やっぱりこのまゆしぃって子を死なせちゃいけないって。

「狂気のマッドサイエンティスト? 鳳凰院凶真?
 そんなの全部妄想だ! 設定だ!
 ………気づかなかったのかっ」

そんなわけあるか(笑

「散々相談に乗ってやったでしょ? いまさら遠慮するな。いままでも、二人で考えてここまで来たんじゃない」
ここの助手の言い方が気になりました。
世界線変動が激しすぎて、この世界線での助手がどれだけおかりんを助けてきたのかわからなくなってますが、こんな言い回しをするほどこの二人は協力してきたのでしょうか?
これはむしろおかりんの主観時間に近い。
やはり助手も、これまでの世界線での記憶をそれと意識することなく宿しているのかもしれません。


#22「存在了解のメルト」

自らの消失を知らされても、友達の命と愛する男の精神を救いたいと願った牧瀬紅莉栖は聖女だろうか。

たぶん唯一の解決は、まゆしぃも紅莉栖も死なない第三の世界線に移動することなんでしょうけれど、それはどれほど困難なことなんでしょう。助手を失ったβ世界線ではタイムリープマシンもまた失われる。Dメールしか手段を持たない状態で、それは果たして可能なのか。
β世界線に渡るための道はバイト戦士が示してくれた。しかし第三の世界線に渡るための明確な目標を、おかりんは知らない。
あるいは、その目標もまたバイト戦士が教えてくれるのでしょうか。
少なくとも彼女からの電話は、この世界線がグッドエンドではないと告げています。
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夏師さんは桐×黒派

通販で購入した俺妹本を二冊ほどご紹介。

『俺が妹達にサンドされるわけがない』 スパイス検索さま

基本ドタバタギャグです。とにかく勢いがハンパない。
あやせの壊れっぷりはまあ通常営業かなという気がしなくもないですが(笑、桐乃がいい感じにビョーキで笑わせてくれます。
個人的には、桐乃にときめく黒猫がお気に入り。
でもあれ、惚れ薬が効いてるのにケンカしちゃうってことは、つまり普段から黒猫は桐乃のことが大好きって解釈でいいんでしょうか(笑


『私と丸顔が大学の先輩と後輩でルームメイト』 王子通信社さま

小説本です。
本編から数年後、大学生になった桐乃が黒猫と都内で共同生活を始めるという設定です。
桐乃がとても魅力的に書かれていますね。黒猫に甘えてみたり、かと思えば格好よく彼氏っぷり(?)を発揮してみたり。
桐乃にたいしてお姉さんのように振舞う黒猫は、twitterやラジオドラマなどではよく見られましたが、本編では少なかったので、この本では堪能させていただきました。
原作の主人公である京介の影が不自然に薄いのですが、これはあくまで桐乃と黒猫のお話とするための措置だと思われます。桐黒派には超おすすめ。


あと、まだ手にしてませんが麦畑さんのあやせ本も楽しみです。サイトでサンプルがあがってますが、さすが俺妹同人界の赤○健といった内容です。
俺妹は同人ブームが落ち着いてきたのに良い本が多いですね。いや落ち着いてきたから、かな?
もっと一般向け同人誌を読みたいジャンルです。
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原作ではりんが高校生になるとかならないとか

■うさぎドロップ
第9話 「たいふうがきた!」

今期始まった中では夏目と並んで楽しみなアニメです。

団欒のシーンでは「あーこの二人、早くくっついちゃえばいいのに」なんて思ってましたけど、タクシーのシーンでちょっと認識を改めました。
ひょっとしたらこの二人ってずっとくっつかないんじゃないかな、って。
玄関を出たところでコウキママが母親としての戦闘体勢に入った顔してましたよね。でも、ダイキチに傘を差しかけられて、その逞しさ、頼りがいのありそうな姿に、ちょっと心が揺らいだ。
しかし彼女は再び前を向いて「りんの友達であるコウキの母親」としての態度を崩さなかった。

自分が年上で、一児の母で、離婚経験ありなのを引け目に思っているのかもしれない。
あるいはもう安易に結婚という道を選びたくないのかもしれない。
あの年頃の女性の心は計り知れませんが、なんだかそんなふうに見えてしまいました。
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今回は夏目の顔が妙に可愛かった気が。

■夏目友人帳 参
第九話 『秋風切って』

文化祭回ですね。
原作→ドラマCD→アニメ、とこれで三回目になりますが、すごく楽しみにしてました。
比べてみると、アニメは原作をちょこちょこいじってきてますね。そのいじり方に構成の意図のようなものが見えて、それもまた面白いです。
ちなみに原作を読んだときの感想はこちら


北本西村は冒頭から友情全開。躊躇うことなく川の中へ入って助けてくれます。
「制服で、水泳大会はよせっ」
「…やるなら鞄は下ろせ」

夏目の様子がおかしかったのを見咎めず、「水泳大会」で済ませてしまうこの二人の鷹揚さが好きです。一般人にもかかわらず夏目の友達やってられるのはこのあたりに秘訣がありそう(笑

「まったく、わんぱくで困っちゃうわね♪」
塔子さん、すっごく嬉しそう。

「夏目組・犬の会」のメンバーは大勢いますが、頼りになりそうなのはヒノエと三篠くらいですよね(笑

「私、去年は誰とももあんまり口がきけなかったでしょう?」
「今度の文化祭は思いっきり楽しみたい」

多軌を見守る夏目の視線がお兄さんしてますね。
しかし、今の多軌って教室ではどんなふうに受け取られてるんでしょう?
西村はいまだに「五組の無口な多軌さん」って認識らしいですが(笑
「多軌さんは俺のだぞぉ」なんて聞き捨てならないこと口走ってましたね。

操られた女生徒に呼び止められる場面。
演出がなんだか「学校の怪談」っぽくて、怖がっていいのか笑っていいのか。
正気に戻った女生徒が顔を赤らめて走り去っていきましたけど、夏目はどうやら「美少年」で通ってるらしいです。バザーでも人気でしたしね。普段は近づくチャンスがないから、ああいうときにこぞって群がるのでしょう。

夏目を心配する笹田が健気で可愛いですね。
「帰るんなら送っていくから」
「笹田、ごめん。もう平気だから」

笹田って送り狼になりそうだし。という夏目の心の声が聞こえたような。

「先生、今度学校で文化祭があるんだよ」
「俺は、バザーで店員をやるんだ   

眠る先生の背を撫でながら語りかける夏目が、ちょっと心細そうでしたね。
いつもはうるさい先生ですけど、おとなしいと物足りません。

「本当に嫌だったらちゃんと言え。俺が代わってやる!」
西村も北本も、のんきに見えてちゃんと夏目のことを見てるし、心配してくれてます。
夏目の秘密を知らない友達から、こんなまっすぐな友情をぶつけられたことは今までになかったでしょう。普通「いい場面だなぁ~」とうんうんうなずくところなのですが、夏目の心境を思うともらい泣きしてしまいます。
「楽しみで仕方ないんだ」と答える夏目が妙に儚げですね。こんな友達がいたら守ってあげたくもなるでしょう。

多軌の男装きたーっ!
髪は後ろでくくってるんですね。そりゃそうか。
原作の多軌はどうやって髪をふわふわにしてたんだろ。

「夏目くんお疲れ。しばらく休憩してきて」
ここの笹田が「ほらほら、夏目くんから離れて。しっしっ」って見えたのは私だけじゃないはず。


多軌と田沼も心配していましたが、周囲の人たちとの距離のとり方がまだ手探りなんですよね、夏目は。この歳になるまで親しい友人というのをもたなかった夏目ですから無理もありません。さらに彼には人に言いにくい秘密もあって、それが一種のトラウマにもなっている。
ひょっとしたらこの三期は夏目と周囲の人々とのかかわり方に焦点を当てて構成されてるのかもしれませんね。
しかし前にも述べましたが、西村や北本が信頼できるからといって、何でも彼らに打ち明けることが夏目にとって最良の選択とも思えません。彼らは多軌や田沼とは違うのです。
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8月は更新サボリまくりでした

前半はコミケ、後半は体調を崩したりと色々あったのですが、そろそろ更新頻度をあげてかないと。
当初は順を追って更新して最近の放送分まで追いつこうかと考えてましたが、さすがに一ヶ月分たまってますのでそれは諦めます。
8月に書き損ねた分は、余裕ができてから後々追加していこうかと。
というわけで夏目の最新話から再スタートします。
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