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橘のおやっさんの株は、果たして上がったのか下がったのか

■夢喰いメリー

前回のイチマは孤独から、そして今回のクリスは恋心によって。
幻界の住人は寂しがりやが多いんでしょうか。
しかしクリスはその手段を間違えてしまった。
彼がセリオのように、勇気をもって宿主との共存を望んだなら、あるいはハッピーエンドが待っていたのかもしれません。しかし彼にはその勇気が足りなかった。人とは異なる自分の姿を部長にさらすことを怖がった。だから、部長の体を乗っ取ってメールを送るという、そんな手段しか取れなかった。だけどその手段では、最終的に部長の人格が消失するという悲劇しか待っていない。
だから夢路はそれを止めたのです。悲恋ですねえ。。
もっとも、恋する人とひとつの体で同居というのは勇気云々の問題でもないような気がするので(部長だって女の子ですから躊躇うでしょう)、一概にクリスを責める気にもなれません。

好評会で「……勘弁」って謝る咲が可愛いですね。あのポーズが。
好みの声だなぁと思って調べたら、「デュラララ!!」で張間美香役、「蟲師」で廉子おばあちゃん役を務めた方でした。



■GOSICK -ゴシック-

久城の殺人容疑は晴れましたが、事件の本質は解明されてませんよね。なぜその金髪の女性が男を殺すに至ったのか。これは第一話と二~三話の関係と同じで、後に引きずりそうですね。

どうでもいいことですが、警部に事件を知らせに行ったカットで、警部が人形を愛でていたように見えるのが気にかかります。
前回で明らかになった警部とヴィクトリカの関係を頭において見ると、警部はわざとらしいくらいヴィクトリカとの直接対話を避けていますね。事件の推理をしてほしいくせに、あくまで久城に話しかけている、というスタンスを通したがる。これは兄としての意地なのか、もっと深い理由があるのか。灰色狼と言い捨てた意味も気にかかります。

………待てよ。
今は久城がいるからいいものの、以前はどうやって推理してもらってたんでしょうね。
まさか、図書館に草花を見に来たフリをして「ああ、美しい花を見ると、普段血生臭い事件でくたびれた心が癒されるなぁ。そうそう、これは独り言だが、昨日の夜11時頃に男が~通り脇の路地で倒れてるという通報があって…」なんてやってたんでしょうか。だとしたら少し可愛いんですが。

しかし今回の犯人の動機はそら恐ろしいものがありますね。
病によって人生を奪われることになった少女の最後の情念。
その少女を主人公に据えた短編を読んでみたいものですね。彼女がいかにして彼を騎士に選び、計画を立てるに至ったのか。
推理では彼女の単独犯行のように描かれていますが、閉鎖的な学園内での事件です。ミリィ・マールの協力者となった親友の一人や二人いても私は驚きません。
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放浪息子 #3 ロミオとジュリエット ~Juliet and Romeo~

ふーむ。
アニメは小学校時代を回想で補完しながら進めていくものだと思っていましたが、そうでもないようですね。あくまで中学生からの物語として描くつもりのようです。

たとえば、お姉ちゃんとその彼氏と二鳥くんの関係。
たとえば、千葉さんの「もう…ヘンなことしないから」という言葉の意味。
これらは小学校時代のある重要なエピソードが前提となっているものですが、それらが回想されることはなく、あくまで中学校での時間軸の中で処理されています。
おそらく、原作既読者と、アニメonly視聴者とでは、異なるお姉ちゃん像、異なる千葉さん像が形成されていることでしょう。

主役の二人についても、小学校時代を飛ばしたことによるイメージの変化が見られます。可愛く無邪気だった頃の二人を描くことなく、生々しさを伴なうようになった中学から始めたわけですから無理もない。

ある意味、このアニメは原作既読者が見るにはとても厳しい作品と言えるのかもしれません。原作を一度忘れて鑑賞する必要が出てくるからです。
逆に、アニメから入った人にはどう見えているのか興味深くもあります。

と、いうわけでこれ以後は私も原作を忘れて鑑賞することにします。

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冒頭の高槻くんは可哀想でしたね。おそらく私たちには察し得ない種類のショックを受けたのでしょう。
しかし秀逸なのは周囲の反応です。あくまで周りの部員は高槻くんが自分のショックを芝居がかった反応で表現したものだと思ってる。ある程度ウケを狙った演技だと思っているのです。だからこそ遠慮のない言葉を浴びせられてるわけですが、たぶんこれは高槻くんのうそ偽りのない本心からの絶望(泣
まあ深刻の悩みなんて笑い飛ばしてもらったほうが本人も気楽ですから、ちーちゃんの反応はある意味正しい(笑

青のブレザーに黄色のスカートというのは正直どうかと思う配色なのですが、教室内でのブレザーを脱いだ姿は良いですね。クリーム色のセーターだとあのスカートにも合ってます。

気持ちよいほどちーちゃんと白井さんを切って捨てる千葉さんかっこいい。
協調性がないと言ってしまえばそれまでですが、千葉さんのこういう非日本人的なところが私は大好きです。
佐々ちゃんは、友達の少ない千葉さんを日頃から心配してるのでしょう。やっと高槻さんとも仲直りして、新たに友達も増えると思った矢先の絶縁宣言に頭を抱える佐々ちゃんマジ天使。
いわゆる「主人公」というのはこういう場面で「みんなを仲直りさせなきゃ!」と動き出すものですが、二鳥くんにしても高槻くんにしても、動かないんですよね。呆然と見送るだけ。こういうところがリアルだなぁって思っちゃう。

モデル三人組は見てて和むなぁ。仲良いからこその言い争いですよね。
あ、儀武ゆう子さんが環役で出演されてましたね。わりとあーちゃん声だったのでわかりやすかった。

倒錯劇なんて、ヘンに脚本に凝らなくても男女が入れ替わってるだけで十分面白いと思うんですけどね。中学で生徒に脚本書かせるってすごいなぁ。私が中学の頃なんてまともな文章書けなかったような。
リュックで日陰つくってあげるマコちゃんマジ天使。

高槻さんにとってブラが問題だったように、二鳥くんにも変声期という恐怖の行事が待ち構えています。声変わりは致命的ですよねー。女装してても話したらすぐ男だってわかっちゃうし。
そういえば二鳥くんの声優さんは中学生だそうですが、声変わりはもうしてるんでしょうか? 声変わり前の男の子の声ってどんなだったかな。よく思い出せない。
しかしそれにかこつけて女装したがるマコちゃんマジ勇者。

お姉ちゃんは相手によって色んな側面が見えるところが面白い子ですよね。友達の前では可愛いし、二鳥くんたちには暴君だし、彼氏の前では恋する乙女だし(笑
「シュウの裸見て赤くなったっ」
「弟の服脱がせるお前に驚いてんだっ!」

さて、真実はどちらでしょうね(笑

二鳥くんを連れ込むなり女装させようとする千葉さんってば、欲望に正直すぎる(笑
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夢喰いメリーで何人のヘソフェチが自分の嗜好に気づかされたのでしょう、ちなみに私は違います

■夢喰いメリー

主役の二人がとにかく見てて気持ちがいい。
要素だのパーツだので計算的に組み上げられたものではない、もっと根源的な、人間としての魅力を感じます。言葉の端々から彼らの価値観が感じられます。応援したくなる。
世界観はいまだ掴みきれてませんが、これが個人の物語に収束するのか、それとも世界の問題となっていくかが、私にとっての分水嶺かな。
OPは今期で一番好きです。何度見ても飽きない。


■GOSICK -ゴシック-

3話で一段落しましたが、面白かったー。
バラバラのピースが謎解きによって綺麗に繋がるのは気持ちいいですね。
かつて友情を育んだ二人が10年の時を経て、犯罪者として復讐者として偶然再会するシーンはあまりに美しすぎた。
この「偶然」ってところが凄いんですよね。共犯ではなく。
アラブ人の女性は占い師ロクサーヌを、ジュリィはその他の猟犬や男たちを殺害した。これが共犯でないならそれぞれ一方は復讐を果たしきれずに片手落ちじゃないかと一瞬思うところですが、ジュリィがロクサーヌを殺せなかったのは既に殺害されていたからであって、彼女の処刑リストにはちゃんと入ってたんですよね。
一方アラブ人の女性はおそらく、自分が果たせる範囲での復讐を考えて、悲劇の発起人であるロクサーヌの殺害を実行したのでしょう。
それぞれが思いを遂げての再会だったわけです。それが偶然重なった。それもあの夜に友情を誓った二人が。だからこそ美しいのです。

しかし悲劇の理由が戦争の行方を占うためであったとは。
正当とは到底言えぬまでも、たとえば個人の愉悦のためだとか、そういったくだらない理由で行われたなら、彼らを心底蔑むこともできたでしょうに。
しかもそれが当たっている。たとえ占いの結果を受けて操作された結果だとしても、あの占いにはれっきとした理由が存在した。
なんとも言いがたいやりきれなさが残りますね。
私はこういう、大きな組織の目的のために個人の命や尊厳が踏みにじられるお話がとても苦手です。憎しみのぶつけどころが曖昧なところが嫌い。

私は謎解きとかが苦手なので、ヴィクトリカに解説されるまで犯人がわかりませんでした(笑
いざ犯人がわかって前話から見直すと、なるほど犯人というのは犯行がうまくいくように場を誘導しているものなのですね。改めて見直すとなお面白い。

主役の二人はぶっちゃけてしまえば、孤独なお姫様が、いささか頼りないけど誠実で勇気ある騎士を得たというところでしょうか。この二人は恋愛とかそういう甘いものをにじませないまま、どんどん仲良くなっていってほしいな。



フラクタルとこれゾンビも、一話の時点では「とりあえず視聴」って感じだったのですが、どちらも二話で面白くなってきちゃいましたね。
フラクタルは花澤さんの無邪気な演技が、これゾンビはユーの人間性が少しわかったあたりが興味深い。今期の楽しみが増えました。
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放浪息子に関しては原作既読者としての感想しか書けません。

放浪息子 #2 きらい きらい 大きらい ~Cry baby cry~

OPはちょっと淡白すぎるきらいがあるかも。OPって、そのアニメのイメージを半ば決定づけるところがありますからね。意図はわかるんですけど、録画で繰り返し見るとき、「飛ばせないOP」ではないかな、という気がします。

まあこのアニメは実験的な演出がいくつもなされていて(冒頭の手撮りインタビューなんかはまさにそうですね)、オンリーワンなアニメを目指してるだろうことが見て取れるので、このOPもその一環なのかもしれません。アニメというよりもやや邦画寄りな印象を受けます。

今回の話のポイントは、佐々ちゃんがみんなにとってどれだけ重要な存在かが伝わってるかどうかだと思います。
小学校繰り上がり組(二鳥くん・高槻くん・佐々ちゃん・千葉さん・マコちゃん)の五人はかつて仲良しだったのですが、二鳥くんの失恋と、高槻くん千葉さんの仲違いによって現在バラバラになってしまってます。
佐々ちゃんはそのバラバラになってしまったメンバーを唯一繋ぎとめている要であり、最もニュートラルな立ち位置を保ってる人なのです。みんなの心の支えとも言えます。
そんな彼女がとうとう切れて絶交を言い渡した。
だからこそ高槻くんはこのままじゃいけないと行動を起こすことができたのです。
そのあたりの事情が視聴者に伝わったかどうかは、既に原作を知ってる私には判断がつきません。

二鳥くんと高槻くんの間に漂う気まずさは、第一話のオリジナルエピソードでほぼ解消されたという解釈でいいんでしょうか? だとすると班長決めのシーンでお互いの笑顔に和んだ意味合いが若干変わりますね。

千葉さんがどういう人かはこの第二話でかなり伝わったと思いますが、これでも原作と比べればアク抜きされてソフトになってます。原作の千葉さんはもうちょっと怖いぞっ!(笑
「…ぶつの?」
「………ぶたないわよ」

のところのキャラ感情が結構原作と違ってましたけど、たぶんこれは豊崎さん南里さんのキャラ解釈というより、音響監督さんあたりの指示なんじゃないかと思います。

白井さんは基本ウザキャラのはずなんですが、CVが「愛され声」の豊崎さんということもあってその真価を発揮してませんね。むしろそれを狙ってキャスティングしたのかな?
白井さんが最も読者に嫌われる原因となった原作9巻のあのシーン、豊崎さんの声でどう再生されるのかゾクゾクしてましたが、このぶんだとかなりソフトに改変されるかもしれませんね。

税所先生がわりと普通の先生になってしまってますね。
まあ税所先生のエピソードって、本筋にはほとんど絡まないおまけ的なものですし、真っ先に省かれるだろうとは思いましたが。
私個人的にも、ぶっちゃけ人間としても教育者としても好きじゃないのでどうでもいいかな、と(笑

小林:寿美菜子
長澤:佐倉綾音
………EDクレジットで名字だけ出されても誰だかさっぱりですね。
佐倉綾音さんはお姉ちゃんのクラスメイトで「へー、女の子みたい」って言ってた子ですよね。
寿さんの小林っていうのはたぶん少年役だと思うんですが特定無理でした。

ヘアピン挿した二鳥くんは可愛いなあ、ということで二話の感想でした。
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2010冬コミ収穫物 けいおん!編

『STAR LIGHT』 低脂肪NEWさま
唯梓。
大学生になって一人暮らしを始めた唯の部屋にあずにゃんお泊りするの巻。
高校生の頃のままのようでいて少し変化している彼女たちにちょっと寂しさを覚えつつも、きっと二人は大丈夫、と思わせてくれる一冊でした。
唯がどこか遠くへ行ってしまいそう、というのはなんとなくわかる感覚です。一番の天才肌ということもありますが、それ以上に、なんだか体重の感じられないあの性格に不安を覚えるんですよね。そんな唯に夜中一人、月を見上げてあんな表情をされたらそりゃあずにゃんでなくとも引き止めたくなります。
こちらの本の続き、ということなので合わせて読みたかったのですが、スペースにたどりついたときはもう完売してました(泣 委託が始まったそうなので機を見て通販しようと思います。

『遠いうた』 ruxkSTUDIOさま
唯梓-唯和。
なんだかもう単純な恋の話にとどまらない唯を挟んだ三角関係。そもそも唯と和は恋とかそういう以前の剥離不可な関係として存在しているのに、梓の存在が唯を揺さぶってしまう。
出口の見えないきついお話。けれどだからこそ、梓の唯の和の、想いの深さが伝わってきます。

『思春期ガール』 チガヤさま
律澪。
中学1年の律が澪への想いに目覚め、募らせていくお話。澪の変化の理由に気づかないまま、そのギャップに戸惑いながらも、澪への想いを前向きに、確かなものにしていく姿が可愛らしくも凛々しい。
前作『すきって言って』の過去編にあたるそうです。なるほど。これを読んでこそ『すきって言って』での律の怒りが真に理解できるのですね。

『K-MODEL♯-2』 ARANCIO TELAさま
律澪。
「冬の日」ってどう聞いても律っちゃんへのラブレターですよねー、と一介の律澪スキーは思うわけですが、そんな歌詞がいかに照れ屋な律っちゃんの許可を受けて採用されるに至ったかというお話。
作中で二期OPのあのシーンを再現してくださったのには感動しました。
直後の律の顔を見つめる澪の表情、次いで律っちゃんの言葉に泣きそうになる澪の顔はとても印象的でした。
なんて可愛い律澪。読んでるだけで幸せな気分になれます。

『YUI⇔AZU』 ryu-minBSさま
唯梓多目のオールキャラ。
見た目いかにも可愛らしい軽音部の面々がシュールなギャグを飛ばしてます。すごい勢いで。
お気に入りはかっこ唯の部員勧誘です。普段とのギャップに周囲がメロメロすぎるっ!(笑
恐るべし唯カスタム。

『Who is King?』 四川大車さま
オールキャラ。
軽音部の面々、王様ゲームに興じるの巻。
各人の反応に個性が見られてよいですね。あずにゃん良い子すぎる。
ムギとのポッキーゲームですが、澪が拒否しなかったらどこまでいくのか見てみたかった気も。
後半は一転、卒業式後の下校風景。校門を出てしまえばそれが高校生活の本当の終わり。みんなが一歩をためらう中、最初に飛び出したのは………?
実に清々しいラストでした。

◆『world's end girlfriend.』 金米糖工房さま
唯和。
うわなにこれすごい。
どんな感想書いても野暮になってしまいそう。
奥付あとがきを除くすべてのページから、唯にとって和が、和にとって唯がどんな存在かが伝わってきます。
まさかこんな本に出会えるなんて。
作ってくださってありがとうございます。宝物にします。

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2010冬コミ収穫物 東方編

『ミルクティーに溶け込む午後3時のお茶会にて 前篇』 エレクトロガールさま
『ミルクティーに溶け込む午後3時のお茶会にて 後篇』
パチュアリ。
カップリング本はよく見かけますが、各々の性質から相手に惹かれる理由までを、これほど丁寧に印象的に描いている本というのは滅多にお目に書かれません。
人付き合いの不得手な、内にこもりやすい二人が、初めての出会いから惹かれあい、一緒に過ごす心地よさを知り、けれどひとつの事件からその関係が壊れかける、その過程が彼女たち二人の性質に深く絡めて表現されています。
冒頭において否定的な意味合いをもって用いられた「ひきこもり」という言葉が、最後では二人に肯定的に語られているところに、彼女たちの変化が見られて嬉しくなりますね。

『まるで恋をしているみたい』 カーテンウォールの家さま
妹紅・アリス・魔理沙。
妹紅と魔理沙、妹紅とアリスの対面を別々に描いた短編二つ。
相手は己を映す鏡とよく言われますが、この本がまさしくそう。
妹紅が魔理沙の人柄を評せば、読者はそこから妹紅の人柄を感じ取り、
妹紅がアリスの恋心に思いを馳せれば、それはすなわち妹紅の   

『姉者のおくりもの!!』 粟米湯さま
紅魔館の愉快な仲間たち。
私の紅魔館に対するイメージは8割方このサークルさんの本で出来ています。
今回は妹さまがサンタからクリスマスプレゼントをもらいたがるお話。不本意ながらそのサンタ役をお嬢様が務めることになるのですが、それに触発された紅魔館の面々があちこちで心温まるクリスマスイヴを過ごすことに。
スカーレット姉妹の暗い時代に触れながらも、それがいっそう「今」という時間の温もりを際立たせています。

『Mimesis Dolls』 リレバさま
アリス。
アリスのキャラ解釈は人によって様々でしょうが、暗いほうへ悪いほうへ考え込みすぎるという点においてはかなりの割合で一致している気がします。
そんなアリスが自律実験中の人形に己を重ねたとき、何を思うのか。魔理沙のストレートな応援と霊夢の意外な援護射撃の甲斐あって、アリスが思考の迷路から抜け出す過程が繊細な筆致で描かれています。
上海の健気な姿とその別れがすごく切なくも暖かい。

『Awakening Melody』 一ノ瀬さま
美鈴・咲夜。
迫害され行き場をなくした幼き日の咲夜が、美鈴に拾われるお話。
閉塞し停滞した在りし日の紅魔館。美鈴自身も精神を蝕まれかけていた、そんな淀んだ館に、一人の少女を迎え入れることで一点の風穴が開く。紅魔館の再生を期待させられる、いえ、私たちはその結末をもう知っているからこそ、彼女らの出会いに喜びを隠せない。
ぶっちゃけ美鈴をこんなに格好いいと感じた本は初めてです。

『ぐわぁッ』 小さい方がいい。さま
紅魔館の愉快な仲間たち。
短編集。スカーレット姉妹が小さくなったりする可愛らしいお話が多め。
私のお気に入りは、レミリアとパチュリーの自然な関係を咲夜の視点から描いた「#6 従者は語る」。主人とその友人の関係を、自分には理解しがたい域にあるものと不思議に捉えながらも、わずかな羨望をもって見つめる咲夜の心境が、いかにもな召使口調で描かれていてちょっとお洒落な雰囲気。さすが完全で瀟洒なメイド
やや御伽噺ちっくな「#9 レミリアと猫の騎士」もよいですね。一匹の猫の悲哀を軸にして、咲夜の忠誠とレミリアの器の大きさを描き出しています。猫にムイシュキンというとどうしても「Noir」が頭に浮かぶ私。

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まさかの唯澪

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ちょっとだけドキドキしたのは、りっちゃんには内緒。

一日遅れてしまいました。
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放浪息子 #1 おんなのこって なんでできてる? ~Roses are red, violets are blue~

20110114b.jpg


こうきましたかぁ。
まさかの中学生編スタートとは。

キャストを見たとき、ちーちゃんと白井さんの名前があったので、どうやって1クールで中学生までもっていくんだろう、そもそもどこで切るんだろうと疑問でしたが、いざ始まってみると、なるほど、1クールで放浪息子をやるにはこれ以外の選択肢はないように思われます。
これからも回想シーンや会話の断片から、人間関係を少しずつ理解していくことになるのでしょう。
人物把握もままならない初見の方には、きっと一度見ただけではわけわかめなんじゃないかと想像しますが、これは何度か見返されることを前提に作られていますね。「バッカーノ!」のように。
情報の奔流のような第一話でしたが、本作の放映が最終回を迎えたあと、また一話から見返されることを願ってやみません。

志村先生の画風をアニメで再現するにあたって、「青い花」とはちがうアプローチをしてましたね。常に夢の中にいるような、霞がかった背景が特徴的でした。
人物の肌の影はエアブラシで処理したようにぼんやりしてましたが、これはちょっと慣れるまで時間かかりそう。

声も原作で抱いたイメージからあまり外れてなくて安心です。強いて言うならマコちゃんがちょっと可愛すぎたくらいでしょうか(笑
主役のお二人は新人だそうで、それもいい選択だなと。この二人に既存の、評価を得てる声優さんを起用するのは何か違う気がするので。

ともあれ、事前の不安を軽く一蹴してくれる第一話でした。
次回が楽しみです。
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冬アニメ

そろそろ一巡しそうですね。
一話を見た限りの感触ですが、

■夢喰いメリー
原作は未読ですが、東方同人アドベントチルノを読んだ限りでは、初期の『無限の住人』的な格好よさを追求するタイプの作家さんに見えます。
アニメもそれを汲んで意欲的な絵づくりをしてるように見受けました。
今期期待の作品です。

■GOSICK
悠木碧さん演じるヴィクトリカに撃沈されました。
あの声であの可愛さ。ごろごろ転がる姿はエンドレスで再生したい。

■ドラゴンクライシス!
釘宮さんの声で「りゅーじ」はまずいでしょ………(笑
あげくOPが堀江由衣さんって、狙ってるとしか(笑
と、とらドラ!ファンは呟くのであった。

■IS<インフィニット・ストラトス>
これは禁書と同じく、ツッコミ入れたら負けな気がします。
ヒロインが日笠さんなので視聴続けたいところですが、放映時間が「放浪息子」とかぶりそうで残念。

■放浪息子
今夜から始まりますね。
原作が大好きなぶん、期待も不安も大きくて。。
偏った見方がされないかが特に心配ですね。
「マリア様がみてる」が百合ブームを牽引しながら、その実百合作品ではなかったように、この「放浪息子」も世間一般で認識されてるところの男の娘ものなんかではないんですよね。
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昨年を振り返る

去年の発行同人誌はオフセ4冊。
満足にはほど遠い結果でした。ギリギリ及第点といったところでしょうか。

特に前半は数種のジャンルに手を出して、それぞれの原稿を仕上げられず、半端に溜めたまま新刊なしのイベント参加が続いてとても惨めでした。
ギリギリまで描く→落とす→次の本のスケジュールがきつくなる→落とすの悪循環。
短期間に集中してガっと描けない自分の性分と怠慢のせいなんですけどね。

後半は原稿が溜まっていたこともあり、そこそこのペースで発行できました。
年末までになんとか帳尻が合った……かな?

とはいえ、そのうち3冊は積年の宿題でしたからね。
夏目本はほぼ一年越しの、消失本と乃梨志摩完結編は何年越しだかもう自分でもわからないくらいの宿題となってました。とりあえずこの3冊を出せたことはほっとしています。
けいおん本は「出したい」と思ったその年の内に出せてよかった。

今年も宿題を抱えたままのスタートです。
未完成のARIA本と生徒会役員共本、未完のセンチ本。今年の内になんとか形にしたいですね。
ジャンルとしては、マリみて・けいおん・ハルヒを軸にしていくつもりでいますが。
それでは本年もよろしくお願いいたします。
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第12話 俺の親父がこんなに可愛いわけがない

いきなり桐乃がいい子になってましたね。
桐乃のあまりの「ふつうの妹」っぷりにうろたえる京介が可笑しい(笑

前回の和解(?)ですっかりわだかまりがとれたんでしょうか。
ガードを一枚外したら、桐乃もこんなに素直な子なのかとびっくりします。
けれど、よーく考えれば桐乃は単に表面がトゲトゲしていただけで、もうずっと前から京介のことを信じていたし、彼のことを頼りにしてましたよね。
桐乃はどんなに小憎らしく振舞ってても、わりと簡単に本心の透けて見える子なので、黒猫や沙織の視点になって彼女の本音を深読みするのが、桐乃という女の子の正しい愛で方だと思ってます(笑

とはいえそれは京介との関係に限った話。
両親とは何もなかったわけですから、急に孝行娘になるのもヘンです。
その種明かしは………なんと海外留学でした。
なるほど。もうすぐ離れるからこそ周囲に優しくなれるというのは、私にも共感できる理由です。
しかし、桐乃って陸上にかなり熱心に取り組んでいたんですね。多方面にわたって頑張る子だから、そのうちのひとつにそれほど懸けていたのかと少々驚きを禁じえません。だって、オタク趣味をもつ人間にとって、日本を離れるというのはかなりの覚悟が要りませんか?


秋葉の深夜販売。
ここで笑撃の事実が判明しましたね。
「どこの世界に、兄貴にエロゲ買いに行かせる中学生の妹がっ、
………いるかもしれねえな」

おなか抱えて笑いました。
そうか、私たちの知らないところで、もうひとつの「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」が進行していたんですね(笑
きっと、夜中にビンタで起こされたあげく、部屋に連れ込まれてBLゲーの山を見せられたに違いありません。
そういえば、ホモ大好き宣言した赤城が○女子のみなさんに拍手されてましたが、リアルだと、ああいうこと叫ぶ男子に○女子のみなさんはどういう反応を示すんでしょうね? コミケ一日目大手の列であれをやったらすっごく白い目で見られそうな気がするんですけど。


真夜中の電話を受けて窓を開けると、そこには笑って手を振る男の子。
その姿に頬を赤らめて微笑む女の子。
………まるっきり深夜の逢引ですよね。
黒猫も沙織も麻奈実もあやせも好きですけど、やはり私は京介と桐乃が一番だなぁ。
この二人が恋愛関係になってほしいとは思いませんが、こんなふうにずっといちゃいちゃしててほしい。

しかしそんな二人に区切りの時が近づいていました。

たぶんね、桐乃の本心としては止めてほしかったと思うんです。
それは桐乃本人の口からではなく、ゲームのヒロインを通して語られていましたね。
でもね、妹が夢をもって前進しようと下した決断に、京介が反対するわけないんですよ。
本心では行ってほしくなかったとしても、彼は止めないんです。
なぜなら京介は、この物語の最初からずっと、自分の希望よりも妹の幸せを優先してきた、兄貴の中の兄貴だから。

翌朝、桐乃が決心を翻したのも、そんな京介の決意が伝わったからでしょうか。
必死に言い訳を並べ立てる桐乃の後ろで、満面の笑みを浮かべている京介。
なるほど、これはGOODENDと呼ぶに相応しい終わり方でした。

でも最後のすっかりデレた京介にはちょっとがっかり(笑
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新年のご挨拶の前に

コミケ参加されたみなさま、お疲れ様でした。
当スペースに足を運んでくださったみなさま、ありがとうございます。

当日は私の見込みが甘かったこともあり、ご迷惑をおかけしました。
見かねて売り子や列整理を手伝ってくださったむぎさん、しんさん、セレスさん、ありがとうございました。準備会スタッフさまにもお世話になりました。もちろんいつも手伝ってくれるいつきくんにはとても感謝してます。
苦境を察してか、代金をちょうど用意してくださる方が多かったように思います。新刊のみはともかく、秋~冬三冊の合計をノータイムで出される方の多いことに感動を覚えました。ありがとうございます。

落ち着いた午後に東へ買い物に行かせてもらいましたが、その間に不義理をしてしまった方がいらしたようですみません。東方はあまりに広大でなかなか帰還できませんでした。

おかげさまで会場持ち込み分はほぼ頒布できました。消失本がいい感じに残ったので、2月の長門祭にも申し込めそうです。けいおん!的に二日目は中休みの日だったと思うのですが、予想以上の方に手にとっていただけて嬉しかったです。

やはりマリみて新刊を出せなかったことが心残りです。スケジュール調整に失敗して、1からマリみて本を作るほどの時間を確保できなかったため、新刊は途中まで作成済みだったけいおん本となりました。
来年は3月、6月とマリみてオンリーもありますし、そこで頑張りたいと思います。
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