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同じように安息を望み、なにゆえ世界はすれ違う。

このコードギアスという作品に不満を持たなかった人は恐らくいないと思います。
特に二期。
あまりにもはしょりすぎた登場人物の心理描写。
作中それなりの評価を受けていた人々が犯した信じがたい過ち。
操縦者の技量を無視してしまうKMFの驚異的な進化。
あまりの展開に落胆したり、歯噛みしたり、呆れたり、「こうすりゃいいじゃん」とツッコミいれたり。

それでもやはり最後まで目が離せなかった。
コードギアスという作品の評価はそこに集約されるのだと、私は思っています。

疑問の常に絶えない作品ではありましたが、いざ最終回を迎えてみればひとつの明確なメッセージに到達するため駆け抜けてきた軌跡が見えてきます。ユフィの死しかり。シャーリーの死しかり。黒の騎士団の離反しかり。
皇帝シャルルの目指した幻想の実現と、シュナイゼルのやろうとした恐怖支配。片や理想であり、片や現実的ではあるこれら二つの道を否定して、もっとも困難な道を示した、この作品の大筋は納得も共感もできるものでした。最終回を迎えて思ったことはやはり、「よかった」。この一言に尽きます。


それでは人物に焦点を当てて少し。

ジェレミア卿はホントにかっこよかったなぁ。彼の出世ぶりはもはや冗談の域に達しています。一期の序盤はうざいだけのキャラだったのに、25~26話では99%ギャグキャラだったのに(おはようございました!)、ルルに忠誠を誓ってからの彼はもう、画面にでてくるだけで嬉しかった。最高。
オレンジ畑でアーニャとお幸せに。

玉城もやはり出世キャラですよね。一期はひたすらうざいだけだったのに、なんか二期では憎めなさとか哀愁とか漂わせてました。それでもやはり友達にしたいかと聞かれたら微妙ですが(笑

藤堂さんは好ましい不器用さを描くのがその役割だったのかな。意外でした。
損得勘定抜きでいえば、藤堂さんにはゼロを見捨てるだけの理由があったと思いますよ。ただその過程に問題があっただけで。

カレンは二期の途中からあまりにも蚊帳の外に置かれすぎてて不憫でした。そんな彼女が最後の瞬間誰よりも早くルルーシュの真意にたどり着いたのは皮肉な話。彼女はきっといい女になる。

扇は騎士団離反で落とした評価を最後まで取り返せなかった感が。どうしても素直に祝福する気になれないのが残念。
彼はルルの遺志を受け取ることができたのかな? そうだと思いたい。

神楽耶はルルーシュハーレムの中にあって唯一ルルの素顔に触れなかったにもかかわらず、彼の理解者であり続けましたね。一期初登場のときからそうでした。きっと理屈ではなかったのでしょう。騎士団離反以降は立場上ルルを肯定できないでいましたが、彼女の態度からはルルへの敵対意思が感じられませんでした。どこかで信じてる、信じたい、そんな表情が見え隠れしていました。そしてやはり神楽耶もカレン同様ルルの真意にたどり着く。
20080929.jpg
神楽耶とルルの絡みはもっと見たかったなー。

コーネリアは「世が世なら卓越した王に   」と言いましたがシュナイゼルはやはり小物だった感が拭えません。ソツのなさばかりが目立って、本質的な強さが見えないのです。コーネリアの方がよほど皇帝としての器を感じます。

愛する兄の非道を止めるため悲壮な決意をした少女。ルルの真意を視聴者の多くが察していたからこそナナリーの言葉はうとましく感じられたでしょう。けれどナナリーの真意もまた、ルルーシュと同じところにあった。彼女の過失は唯一、あれだけの洞察力をもちながらシュナイゼルの本質を見抜けなかったところでしょう。
最後の最後にルルの真意を知り、響き渡るゼロコールの中、骸にすがり付いて絶叫する姿はあまりに痛々しかった。

Fate雑記さま、みくるの捕捉ありがとうございました。
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悲しい知らせ

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涼宮ハルヒの二次創作サイトとして私が最も楽しみにしていた【ヒャッホー】さんが閉鎖されてしまいました。いろいろご都合あってのことらしいです。
Webでも即売会でもいつも素晴らしい作品をありがとうございました。
私の涼宮ハルヒにおける人間関係観は原作以上にヒャッホーさんの作品に拠るところが大きいです。特に氏の描かれる、古泉×みくるとSOS団における長門のポジションは、もはや私の中でデフォルト設定になっています。
私が同人で涼宮ハルヒを描かなかったのもこの方の存在が大きかったかもしれません。
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9月の小説

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 6 (6) (電撃文庫 い 9-6)嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 6 (6) (電撃文庫 い 9-6)
(2008/09/10)
入間 人間

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この町には異常者ばかりですかとツッコミを入れたくなる今日この頃。
今までの登場人物たちのことまで語られたりなんかしちゃって、最終章前編って感じのみーくんまーちゃんです。
まーちゃんは作中最強かもしれないけど、つくづく秒単位での行動原理しか持ち合わせていないのだと痛感しました。なぜあそこで振り返る。まーちゃんだからです、はい。
衝撃的なラストでしたが、まーちゃんが死んでしまえばこの物語は続かないんですよね。彼女は今のみーくんの存在理由ですから。逆にみーくんが死んだ場合………どうなるんでしょう。語り手が恋日先生に受け継がれてしまうのでしょうか。あえて選ぶとしたら彼女しかいませんよね。
と、思いつつ二回目を読み返したら、ちゃんといましたよ被害者候補が。なんて不幸な人だ。あそこはつい斜め読みしちゃったから記憶に残ってませんでした。そこまで計算済みですか入間先生。
左先生のカバーイラスト裏も、いつもミスリードを誘うから困る(笑

狼と香辛料 9 (9) (電撃文庫 は 8-9)狼と香辛料 9 (9) (電撃文庫 は 8-9)
(2008/09/10)
支倉 凍砂

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”転んだあとにどこを払うかでその人の身分が決まる。
 人を払うのが王族で、咳払いをするのが貴族で、膝を払うのが平民だ。
 コルはどこも払わなかった。
 きっとよい聖職者になることだろう。”

コルは本当にいいキャラクターです。正直言うとロレンスとホロのねちっこい問答にちょっと食傷気味だった私にとって、コルの登場というのはこの物語に良い意味での新鮮さを与えてくれました。よくぞ彼を登場させたと支倉先生に感謝したい気持ちでいっぱいです。あるときは二人のクッションであったり、重石であったり、道標であったり、救いであったり。愛しいキャラクターです。
二人の大商人、エーブとキーマンも良い味だしてましたね。最後の逆転劇では二人の立ち直りっぷりに苦笑せずにはいられませんでした(笑 そしてあそこで調子に乗らずに分をわきまえるロレンスはかっこいいと思いませんか?

ROOM NO.1301 #10  管理人はシステマティック? (富士見ミステリー文庫 16-20)ROOM NO.1301 #10 管理人はシステマティック? (富士見ミステリー文庫 16-20)
(2008/09/20)
新井 輝

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長く続いたシーナ編(?)も収束。13階から最初の卒業者が出てしまいました。
あそこで請われてえっちしなかった絹川くんに拍手。流されやすい彼だから心配してしまいましたが、あそこで抱いてしまえばえっちゲームの主人公に堕するだけです。自分の”本当”を否定しようとする日奈にたいして、これまでの日奈が嘘だったんだと逆否定することで、日奈の気持ちは死なずにすんだのです。
それにしても、このあと日奈と佳奈の関係があの7~8巻のプロローグまで修復されるわけですから、本当に佳奈って自分のことしか考えてないんですね。ちょっと愕然。
プロローグといえば、読者の誰もが気になってたであろう冴子の体調に変化が。これは良い兆しなのかな………?、と思わせておいてあの急展開ですよもう。エピローグの刻也の心境はROOM NO.1301しょーとすとーりーず・ふぉーの「私と有馬君と病院での出会い」から推して知るべし。あの短編は思わず泣いてしまいました。刻也を本当に好きになれたのはこの短編を読んでからでしたね。
絹川くんだって、千夜子ちゃんよりもよっぽど冴子の方に恋してると思うんですけど、これで結末が悲しいものだったらちょっと救われません。人の強さとか、そんなテーマになってしまうのかな。それはもう前世代の住人たちが見せてくれたじゃないですか。だから新井先生、どうか冴子を   

テーマ : ライトノベル - ジャンル : 小説・文学

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笙コミinわたしの十字架3

わたしの十字架3に参加されたみなさま、お疲れ様でしたっ。
実に受動的な副ブロック長だったので、ちゃんとお手伝いできたかアヤシイところです。
ブロック長のきりはさん、何から何までありがとうございました。
わたロザの主催さまスタッフさま、他のリトルオンリーの代表のみなさまにもお世話になりました。
普段は一サークルとして参加するだけの身なので、実に貴重な経験でした。
ともあれ無事に終わってほっとしています。

新刊をお手にとってくださったみなさま、ありがとうございます。
ネームの練り込みにやや不満は残りますが、夏コミ後一ヶ月で無事発行できたことに驚いています。これもまたデザインから編集入稿までやってくれたきりはさんのおかげです。感謝。

イベントで余った分は近日とらのあなさんに委託予定ですので、よろしくお願いいたします。
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きみの笑顔があまりに綺麗だから。

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2008091109.jpg 2008091118.jpg ←本文サンプル

笙コミinわたしの十字架3の新刊入稿しましたっ!
今回はきりはさんとの合同誌ですっ!
記念本、ということでイベント限定頒布です。余ったら書店委託も検討します。当日の状況によっては冊数制限をかけさせていただくかもしれません。
笙コミとしてTシャツ・クリアファイル等のグッズなども頒布いたします。数に限りがありますのでご了承ください。
みなさまぜひお立ち寄りくださいませ~。

「わたしの十字架3」は9/15(・月)大田区産業プラザPio大展示ホール半面にて開催されます。「笙コミ」はその中でのプチイベントです。わたしも代表補佐としてお手伝いさせていただいています。チラシ絵描いたりポップイラスト描いたり。
わたしの十字架+みっつのプチオンリー合同の企画などもご用意してみなさんをお待ちしています。
kikaku02.jpg
笙コミサイトにて、わたロザ3で笙子関連のアイテムを出されるサークル様へのリンク募集が始まりました。
笙コミ参加サークル様も不参加のサークル様も、どうぞご利用・ご登録くださいませ。
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まんがホーム10月号

「十五夜に、お風呂」 仙石寛子

「癒されたいのよ……」と入店するなり膝をつくOLのお姉さん。
迎えるのはうさぎの店員さん。

こんなお風呂屋さん、ホントにあるといいなぁ。
うさぎも温泉旅館の仲居さんといった風情で、お客につきっきりで背中を流したり話を聞いてくれたりします。
「こう考えてはいかがでしょう。つらいことや悲しいことがあったら、次はきっと良いことがあるんだと」
もちろん気休めです。何の保障もありません。そんなことは言うほうも言われるほうもわかってる。
でも、そう信じてみては?、と。空元気も元気のうち理論ですね。
うさぎさんのくれたおまけと気遣いに、お姉さんは元気をもらって帰るのでした。

仙石さんのマンガにしては珍しくお色気が。
うさぎさんも時折見せる黒さが笑いを誘います。

この読み切りシリーズ大好きです。隔月でしか読めないのが残念なくらい。
10日には「コミックエール!」も発売ですね。楽しみです。

その仙石さんのサイト【空豆人間】で、過去のマリみて本の原稿が公開されています。
まだの本も徐々にアップしてくださるみたい。
やった! 願いが通じました!
強く願えば叶うんですねっ。枯れない桜にお祈りした甲斐がありました。
にしても公開にあたってのコメントが面白すぎるんですが(笑


Fate雑記(士凛特化)さま、夏目絵の捕捉ありがとうございました。
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夏目友人帳第九話「あやかし祓い」

20080902.jpg

……どれだけ萌え妖怪出せば気が済むんだろこのアニメは。

公園のお姉さんから数えて何人目でしょうか。
毎回毎回ノックアウトされてます。
その姿は見ていて痛ましい。
彼女たちにはひとつの共通点があります。
それは、本来交わらぬはずのものに惹かれてしまった、そのことに対する諦観です。それが彼女たちの底に流れている。
だからこそ彼女たちはヒトの身であれば当然求めるはずのものを求めない。私たちから見ればあまりにもささやかなことに喜びを見出し、決してその先を欲しない。

「だって、私はお前に会えて、   こんなに、嬉しかったのだから」
この場面ではさすがにじわっときました。
柊役は雪乃五月さんでした。
ホントに毎度ぴったりの声優さんを連れてくるなぁ。

今回は祓い人を副業とする名取さんがメインのお話。
夏目はここで、同じ境遇の人とようやく巡り会うわけですが、期待と同時に失望も味わうハメになります。夏目の苦悩を語らずとも察してくれる相手。だが名取には名取の歴史があり、妖を憎むだけの理由がある。
「せっかく、同じものが見える人と出会えたのに、その人とさえ分かり合うのは難しいことなのか。同じ痛みを、越えてきたはずなのに」

でもそうです、考え方が違っても、譲れないものがあっても、それで諦めたり遠ざけたりすることはないのです。人と人とのかかわりとは、元来そういうものなのですから。

▼今回一番の萌え場面。
「わたしの獲物に気安く声をかけるな、餓鬼が。にゃー」←にゃんこフラッシュ炸裂
「お客様、猫ちゃんの連れ込みは困ります」


………ああ、感想イラストとか描いてられる時期じゃないのですが。描かずにはいられませんでした。恐るべし夏目友人帳。
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それはまるで彼女のために

すっかりブログ放置ですみません。
急激な気候の変化に体調崩して寝込んでおりました。
秋の気配を連れてくるのは毎年台風かと思っていたのですが、今年はコミケ三日目でしたね。

一週間遅れですが夏目友人帳第八話「儚い光」視ました。
いやもう素晴らしかった。
蛍はまさに桑島法子さんのためにあるような役でしたね。
さっぱりしてて、でも情が深くて、潔くて、悲運で。
お互い目の前にいるのにわからない、わかってもらえない。
湖畔で見えない彼女を待ち続ける章史さんと、その彼にそっと寄りかかる蛍を後ろから映した光景は胸を締め付けるものがありました。
これはいわゆる悲恋の物語ですが、思いの遂げ方はひとつじゃないと改めて教えてくれる話でした。
夏目も、納得できないながらもそれをわかっていたからこそ、章史さんに何もかもを打ち明けなかったんですよね。

夏目も日々成長を遂げていますね。以前の夏目はたぶん自分のことを嫌いだったと思うんですよ。でもきっと今は変わっていますよね。
この回のにゃんこ先生は妙に可愛かったなぁ。猫ころし。

できれば蛍のイラストも描きたかったんですけど、今は来る笙コミ用の原稿で手一杯です。
終わったら描こう。その頃にはサンクリ原稿に追われてるかもしれないけれど。


Fate雑記(士凛特化)さま、夏目絵の捕捉ありがとうございました。
はい、実に素晴らしいアニメですよっ(力説
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両親にはもっと期待してたのになー。。

対皇帝戦も終わりようやく俗事の世界に戻ってきましたね。
正直私、ああいう話が大きくなるだけの展開って苦手なんですよ。EVAの人類補完計画もそうですけど。ルルもいってましたけどホントに形而上学的で、結果が実感として想像できないんですよね。
だからこの物語の終着点がそこでなかったことにほっとしています。どんなに無茶苦茶でも醜くても人間の物語が見たいので。全てを一瞬でチャラにしてしまう魔法なんて見たくない。
マリアンヌは結局亡霊でしたね。ギアスどうこうじゃなくて、存在そのものが。言ってることがもうすでに母親のそれではありません。ある意味がっかりさせられました。皇帝にも。

けれどこの後のルルの行動原理ってなんでしょう? スザクもですが。
ブリタニア皇帝にナイトオブゼロって。
やっぱりユフィやナナリーの目指した世界の実現、ということになるのかな?
でもそれってシュナイゼルではダメなんでしょうか? 少なくともこれまでのシュナイゼルは仁君として振舞ってますよね。問題なしとは言いませんが。
シュナイゼルではダメだと言える確信が二人にはあるのか。あるんでしょうね。実際ちょっと底の知れない人物ですし。

黒の騎士団がいまだに存続してることに驚きました。
実際彼らのやったことって暴走以外の何者でもありません。星刻にも神楽耶にも天子にも超合衆国参加諸国にも諮らず独断で(しかも半ば感情的な理由で)自分たちの最大戦力を売り渡そうとして、実際に排除してしまったわけですからね。

ナイトオブラウンズの面々はどうするのかなぁ。彼らはどこに忠誠を誓ってるんでしょう。結局誰を正当なシャルルの後継者として認めるか、なのかな。ジノあたりの動向に注目したいです。

最後に。
C.C.って記憶を亡くした自分が何をしたかCの世界から見えてたよね………?
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